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2004.12.02

焚き火

焚き火をした。 枯れた木の枝が朽ちて、台風や大風で自然に落ちてきたものを集めておいて燃やす。 一年間集めておくと、そこそこの量になる。 今年は年老いた山桜の木が一本枯れてしまったので、たくさんの枝が落ちた。

昔だったら燃料として使ったことだろう。 パチパチと燃える枝からは、天然の、どこか懐かしいような匂いがして、心が落ち着く。 火が大きくなり過ぎないようにコントロールしながら、2時間近く付きっきりで世話していた。 徐々に変化してゆく火が相手なので飽きないし、のどかな作業だった。

年をとって、やがて土に戻る。 それがやがて、新しい命の源になる。 当たり前のように繰り返してゆく、生命のサイクルの不思議さ。 逆らわずに、自然にそのサイクルに則ってゆく姿を、今の人類は地球に強く求められているのかも知れない。

枯れていった山桜が、一昨年の春に満開だった姿を、何となく思い出していた。 クリスマスリースが環の形をしている意味を、もう一度考えたい。

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コメント

リーボーさん、Blog開設おめでとうございます!
RSSリーダーにも登録済みで、昨日よりこっそり拝見させていただいてます。
背景ののグリーンも落ち着く色で、左上のアイコンも可愛くて、素敵ですね!

あまりやる機会はないのですが、焚き火は大好きです。
火の色や形は普遍で、見ていて本当に飽きませんよね。
火の形がいろいろに変わるのにも、燃え方とか酸素の量とか空気の流れ方とか、様々な要因が関係しているんだろうなと思うと、とても不思議な感じがします。

投稿: むうちん | 2004.12.03 00:20

むうちんさん、いらっしゃいませ。
こっそり見ていただいていたなんて、なんだかヤケに恥ずかしい気分です・・ポッ!。 ありがとうございます。
これからもどうぞよろしく!

火って不思議ですよね。
実は焚き火も一昨日トライしたのに着火しなくて、「もう!!」なんて不機嫌になりながら諦め、昨日リベンジだったんですよ。

途中で何度、厨房に戻ってサツマイモもって来ようかと考えたことか!

投稿: リーボー | 2004.12.03 10:40

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