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2004.12.12

たいそうなことではなく

お正月用のきんとんの準備で、サツマイモを煮て裏ごしした。 この状態で冷凍しておけば、あとは直前になってから、砂糖やミリン、栗の甘露煮などと炊き合せて照りを出すだけなので、毎年時間があるときに済ませておく作業だ。 裏ごしには腕力が要る。 一回一回はたいしたことない作業にもかかわらず、塵も積もれば・・で、全て裏ごしを終える頃には二の腕が重たい。 働いた後には休憩を、というわけで、迷わず速攻でお茶の準備にとりかかる。 なぜかこういうこととなれば、気が進んで作業が早い。

厚く剥いたサツマイモの皮を、3センチ幅くらいに切ってから油で揚げる。 箸先にカリカリする感触が伝わってきて、皮の方が火ぶくれのようにプックリしてきたら、思いっきり強火にして温度を上げた後で、油から引き上げる。 キッチンペーパーなどで油切りして、熱いうちに砂糖とシナモンをまぶす。 略式サツマイモかりんとうだ。

煎茶を淹れて、サツマイモをつまみながらほっこり。 どんよりと曇った冬の日曜日の午後には、何となく似合っている光景のような気がした。

エコ料理とか「捨てない技術」とか、そんなたいそうなことではなく、自分の為に美味しく、ただそれだけのこと。

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