« 難しいのは百も承知で | トップページ | よく見ると変 »

2004.12.15

パイ生地を仕込む

相変わらず卵の価格は上がりっぱなしだが、こちらはお尻に火がついてきたので、覚悟を決めてまとめて購入。 というわけで、寒かった今日はパイ生地の仕込みをまとめて行った。

暖房もつけずに冷たいステンレス台に向き合っていると、骨の内側まで冷えてくるような感覚になる。 生地を伸ばしたり折りたたんだりするので、上半身はそこそこ温まるものの、足の方は冷えで固まってくる感じだ。 この上下のアンバランスさ加減を体が覚えていて、「ああ、パイ生地作りですね。」と、言われているような気分になる。 毎年この時期の恒例作業。 年末にお餅つきをやるような雰囲気に近い。

パイ生地の仕込みが終わると、厨房もそろそろ年末に向けての準備が本格化してくる。 ブイヨンやコンソメを引いたり、コトコトといつも何かの鍋の世話をしながら、別の作業をこなすような時間が多くなる。 お正月に向けて気を引き締めなくては、と、自分自身にはっぱをかけた。

|

« 難しいのは百も承知で | トップページ | よく見ると変 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パイ生地を仕込む:

« 難しいのは百も承知で | トップページ | よく見ると変 »