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2005.01.26

いまさらながら

婦人科の定期検診でちょっと遠くにある総合病院まで足を運んだついでに、市立図書館に寄って、何冊か借りてきた。 細胞診の結果が出るまでには二週間必要で、ほんの貸し出し期限も同じく二週間なので、結果を聞きに来た時に返却すれば丁度良いことになる。 病院と図書館は道路をはさんで向かい側。 車を停めたままちょこっと足を伸ばせば済むのも大助かりだ。

借りてきたのは、「窯変 源氏物語」。 そう、あの源氏物語を橋本治氏が、口語訳で仕立て直したものである。 源氏物語は高校生の時、古文の時間でさんざん苦しめられたはずなのだが、古文独特の文法や訳す事に追われて、内容の方はうろ覚えだし、全く楽しめた記憶が無く、ちゃんと物語として読んでみたいと予てから思っていた。

橋本氏以外にも、瀬戸内寂聴氏や田辺聖子氏など、何人かの作家の方々が口語訳してくださっていて、どれにしようか正直迷った。 数ページそれぞれめくってみて、相性を確かてみる手もあった。 が、今回はちょっと考えて橋本氏のものを選んだ。 理由は橋本氏は男性作家にもかかわらず、「恋愛の対象は同性」だからである。 ご存知の通り源氏物語は、ちょっと歪んだ(?)恋愛を描いたもので、原作者は女性。 男性を恋愛対象にする男性は、ある意味において女性よりも女性らしいと私は思っているし、瀬戸内氏も田辺氏も、失礼ながら私の中ではどちらかと言うと「男性臭い女性」に分類されているので、ここは一発、橋本氏の内部に宿るであろう女性らしさに賭けて、恋愛を掘り下げていただこうと考えた次第だ。

まだ読み始めてはいない。 じっくり読みたいので、気の急く他の本を優先的に片付けてから、腰を据えて読む予定だ。 とりあえず8冊並んでいた中の2冊だけ借りてきた。 この冬の課題のような気分で、懐かしく楽しみたいと思っている。 

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