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2005.01.06

再利用

例えば果物のコンポートやワイン煮。 主役は当然果物の実なのだけれど、この煮汁は絶品だ。 美味しく出来たコンポートやワイン煮であればあるほど、煮汁も絶対に美味しい。 砂糖とバニラ・シナモン・クローブなどの香辛料、それに果物から染み出たジュースが渾然一体となっている。 ある意味においては主役よりも、煮汁のほうが美味しかったりする。

で、これを何かに利用しない手は無い、とばかりに、いろいろ考える。 夏だったら冷たい炭酸水で割るだけでも十分だし、ワインで割ってサングリア風、また更に暖めてホットワイン。 濁りが無ければ『ますたあ』の居るバーカウンターに運んでカクテルシロップとして使うこともある。 煮汁にリキュールを足してデザートソースにしたり、ミルクアイスクリームにかけたり。 ケーキの土台となるスポンジに染み込ませることもできる。 肉料理のソースにも使う。 豚や鴨やジビエなどに使えるし、鶏にもちょっと工夫すれば十分楽しいソースができる。 フルーツトマトをマリネするような時に加えれば、香りがプラスされてまろやかになるし、ドレッシングにも流用する。 とにかくいろいろ使い回しが効いて、それを考える過程も楽しい。

美味しい副産物は、それだけでも十分ご馳走の素だと思う。 市販のシロップには何がどんな風に混じっているのかわからない怖さがあって、例えば保存料とか添加物の具合が心配だが、自分で作る分には全部わかっているから、最後の煮汁まで安心して使える。 手作りの利点はそんなところにあるのかも知れない。

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