« 食にまつわる小さなこと | トップページ | 朝食のことを考える その2 »

2005.05.09

朝食のことを考える その1

朝食は摂るべきだという意見が主流である。 私も子供の頃から何かに付けそのように言われて育ってきたし、そのように他人に指導もしてきた。 朝食を摂るべきだとする根拠は、行動を開始する前にしっかりエネルギーを補給し、頭と体を動かす準備をしておく、ということの外に、そのまま昼食までエネルギーの供給がないと、脱水や軽い飢餓状態により身体的負担が増えてしまうので好ましくない、ということも言われる。 その他にも数々の理由があるが、私が最も強い拠り所にしていたのは、つまりは自分が朝食を摂らないと低血糖で吐き気や眩暈・頭痛を起こし、使い物にならないからであった。

どうもこの体は燃費が悪いと言うかエネルギーロスが大きいと言うか、代謝が活発だと言えるのかも知れないが、とにかくしっかり食べないとあっという間に低血糖症状に襲われる。 極端な説明をすれば、朝布団の中で目覚めた瞬間にもう空腹で気持ちが悪いことが、週に何回かはあるのだ。(ちなみに現段階では糖尿病は無い。) だからとにかく朝ご飯を食べてからでないと、何も始められない。 若い頃は「おめざ」を枕元に置いてから寝る習慣もあったが、元々甘いものが得意ではないので最近はやらなくなった。 昼食も夕食もちゃんと食べる。 時間がずれ込むことがわかっている時は、バナナとか小さなおむすびと牛乳などで繋がないと辛い。 そんな調子だから、世の中の人々もきっとそうなのだろうと信じて疑わなかった。

ところが、『ますたあ』は私と正反対だったのだ。 食事なんか摂らなくても平気な上、摂ると眠気やだるさが来て作業効率が低下するので、できれば摂りたくないなどと平気で言う。 結婚する前にドライブに出かけた際にも、『ますたあ』は美味しそうなお店が見つかるまで食事を先延ばししたり、昼食を摂らずに夕方に早夕飯を摂ってもOKなのに対し、その隣りで私はどんどん気持ちが悪くなり不機嫌極まりない、そんなことが多かった。(だから『ますたあ』と出かける時は、必ずお菓子袋や飲み物を持参することを学習した。) そんな人なので、未だに『ますたあ』は朝食をほとんど摂らない。 朝起きてすぐに物を食べるなんて信じられない、と言われる。 彼の場合、食事を摂る為にはどんなに早くても、起きてから1時間は必要に見える。 私だったらその1時間の間に吐き気で倒れているかも知れないと言うのに!

結婚した当初こそ朝食を摂るように薦めてはいたものの、どんなに言っても彼の体がその必要性を感じていないので、やはり最終的には通じない。 いつの間にかあまり言わなくなってしまった。 だから今でも朝食は私独りで食べている。 珍しく『ますたあ』が気が向いた時だけは食べるけれど、自主的には年に何回もない。 午前中から外で体力を消耗するような仕事があったりする場合に限られる。 それも体が欲しているのではなくて、「食べておいた方が良いのかなあ?」くらいに頭で考えて我慢して食べている感じだ。

以前、この話をお客様ご夫婦に話したら、「あっ!ウチと同じ!!」ということになり、ご主人と『ますたあ』、奥様と私が、それぞれに同情し合うこととなった。 独身時代のドライブでの逸話も、大方同じような経験を4人はそれぞれしていて笑ってしまった。 低血糖に対する自覚症状の出かたには、男女差があるのだろうか? それとも男性はより大脳皮質部が優位に立ち、動物的欲求をコントロールできるのに対して、女性はより本能に近い形で生きているということなのだろうか?

あんまりそういった話で男女差というのは聞いたことが無いのだが、詳しく調べてちゃんと統計を取ったら、何か見つかるのかも知れないと思う。 ちなみに今日の私の朝食は、残り物のご飯と納豆、レタスとトマトにドレッシングを少し、これまた残り物の切干大根の煮付け、ホットミルク・・大抵こんな感じで「残り物の片付け」が大事な役割となっております、はい。 食事を管理する身にとっては、残り物の片付けも重要な目的なのかも知れない。

|

« 食にまつわる小さなこと | トップページ | 朝食のことを考える その2 »

コメント

私は朝は「ますたあ」タイプ、夕方はリーボータイプかなあ・・・?朝はなかなか食べる気にならないけれど、夕方は頭がくらくらするほどお腹がすくので、よく夕方にチョコを食べます。

投稿: かおる | 2005.05.11 20:01

かおるさん、こんにちは。
チョコレートは空腹しのぎに効きますよね!
「これから夕飯作るぞ!」というタイミングでお腹が空いていると、作っている間に訳がわからなくなるので、私も「ちょっと何かつまむ」ことが多いです。 作っている間につまみ食いすると、おかずの量が減っていって危険なので・・。

かつて通勤途中で気分が悪くならないように、バッグにチョコレートを忍ばせていたら、中で溶けてひどい目にあいましたっけ。

投稿: リーボー | 2005.05.12 16:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 朝食のことを考える その1:

» おなかがすいて目が覚める [本屋無印ダイエット日記]
体重 50.2 (先週から-0.7㎏) 体脂肪 25.6 ほぼGW前の体重に戻 [続きを読む]

受信: 2005.05.14 10:55

« 食にまつわる小さなこと | トップページ | 朝食のことを考える その2 »