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2005.06.10

梅雨入りに青梅

予想はしていたものの、伊豆に帰ってきたら雨が降っていた。 車の助手席でラジオから梅雨入りのニュースを、やっぱり・・という気持ちで拾う。 窓をわざと下げて、昨日の夜に何気なく思い出したいくつもの大切な思い出が、なされるがままに再び胸の奥にしまい込まれたことを確認しながら、まとわりつくような湿った風に包まれていた。

地元の月ヶ瀬梅園で梅の実狩りが始まったので、ちょっと遠回りして早速行ってみた。 新鮮な梅が安く手に入り、メモリアでも梅酒や梅シロップジュースの材料として使わせてもらっている。 昨年は不作で仕込みできなかった経緯があり、その上地元に人気が高いから、早めに行かないと良い実がなくなってしまうのだ。 ただし、この状態の足では急斜面の梅の実林を移動したり、自分で実をもぎ取ることは不可能なので、生産者組合の方が予めもいでくれた実を買い取ることに。 自分でもぎ取る実を買うよりもキロ当たり50円高くつくものの、それでも市場の一般価格から比べてこの品質なら充分お釣りが来る。

実が新鮮なうちにと、疲れていたががんばって梅の実を洗い、水分を丁寧に優しく拭き取って、半分は梅酒に、残りは梅シロップを仕込んだ。 ぴちぴちと真っ青にきれいな梅の実。 見るからにたっぷりと果汁が取れそうで楽しみだ。 厨房で梅をいじりながら、もう日常の中にしっかり組み込まれている自分が頼もしくもあり、どこかほんのちょっと時間の無常を寂しくも思い・・。 

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