気にする
おとといに仕込んだ「梅シロップ」、出来上がるまでには3週間近く要する予定だ。 砂糖に触れている梅の実から徐々に脱水が起きて、ビンの底に果汁が溜まり始めている。 当然ながらジワジワと染み出ている訳で、見ている傍から水面が上がってくることはない。 でも、朝起きてビンを覗くと「おっ、よしよし!」と思うくらいに量が増えている。 厨房に行く度に、なんとなくビンを覗き込んだり揺すってみたり・・。 ついつい気になってしまうのだ。
これは、子供の頃に擦り剥いて膝小僧にできたかさぶたを気にして、治りきる前に剥がしてしまっていた感覚に近いか。 大人になってコントロール出来るようになり、実際にいじることはなくなったけれど、心のどこかで気になって仕方ないのだと思う。 「変わっていないものだな」と、自分で笑ってしまう。
しばらく見えない所に隠しておいた方が良いかな・・。
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