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2005.06.05

すっぽ抜け

外食は嫌いではない。 美味しくてもそうでもなくても、他の人が作ってくれた食事はそれだけで基本的に「美味しい」し、必ず自分が作るのとは違った部分があるので、感心したり楽しんだり勉強になったりする。

外食をする際どんなメニューを選ぶかは、当然その時の気分やお腹の空き具合、体調や一緒に食事をする相手によっても異なるが、無意識に「普段から自分で作って食べているもの」は選ばないことが多いようだ。 その結果、非常に一般的なメニューを外食で食べたことがないという、妙な構図が出来上がっていることに、最近ようやく気付いた。

事の発端は「親子丼」である。 ある日の昼食に食べていたら、『ますたあ』に「リーボーの親子丼は美味しいけど、普通の親子丼とは違うよね」、と、言われた。 私は当然ながら自分の作る親子丼が普通の冴えたる物だと思っていたから、正直びっくりした。 「普通の親子丼って、どんなの?」、慌てて尋ねる。 『ますたあ』は一生懸命説明してくれているのだが、なんだかピンと来ない。 首を傾げていると、「外で親子丼食べると、自分で作るのと違うって思わない?」、と、尋ねられてはっとした。 「・・私、外で親子丼食べたことが無いかも・・」 「えー??それは珍しい人だよ!」 そこから付随していろいろ思い出してみると、実は外食では食べたことの無いメニューが非常に多いことが判明した。 それも、メニューとしてはかなり一般的なものばかりである。 例えば「豚肉の生姜焼き」 「野菜炒め」 「オムライス」 「クリームシチュー」などなど。

「要するに、オヤジ的なランチ定食の外食経験が、すっぽり抜け落ちているという事だね」、と、『ますたあ』は言う。 指摘されれば確かにそんな気もするのだが・・。

昨夜、某料理番組で「ポーク・ジンジャー」を作っているのを見た。 私はその番組を見るまで、「ポーク・ジンジャー」イコール「豚肉の生姜焼き」だと思っていたのだが、実際は大違いのようだ。 「豚肉の生姜焼き」は薄切り肉で作られることが多く、お箸で食べるような和食の分類で、「ポーク・ジンジャー」のほうは厚切りまたはやや厚切りのしっかりしたロース肉を使い、バターもたっぷり使って洋食屋さんで提供されるものらしい。

どうやら私は、今までとはもうちょっと違うアプローチで外食経験を積む必要がありそうだ。

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