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2005.08.16

今日という日

数日前からクツワムシがガチャガチャと大きな音色を奏で始めた。 いつの間にかヒグラシはいなくなり、夜ともなれば秋の虫たちが大合唱だ。 汗を流しながら働いているこちらや、夏休みを楽しんでいる宿泊客の方々を差し置いて、季節が一足早く進んでいる。

義父の介護保険の認定が降りた。 介護度4。 5段階中の4。 同封されていた介護度4の人用のリーフレットには「重度の介護が必要」と記されている。 義父には認知症がないし問題行動もないので、介護度5にはならないだろうと思ってはいたものの、改めて4を突きつけられたような気分になって何だかため息が出た。 認定書類は家に届いたから、病院に入院中の義父本人にはまだ見せていない。 「介護度4だったよ」とだけさらりと報告して、「重度の・・」は見せないでおこうかな、なんて、ちょっと悩む。

お昼前に二階の客室でベッドメイクに汗を流していたら、階下のエフエムラジオから山下達郎さんの懐かしい甘いバラードが流れてきた。 いろいろな思い出の断片が一斉に胸の奥で反乱を起こして、思わず手が止まりそうになった。 音楽は不思議だ。 たくさんの思い出の断片と結びついていて、楽曲だけを客観的に聞くことは逆に難しい。 時間に追われるときに限ってこんな曲を偶然に聞いてしまうのも不思議なものだ。 夏の終わりの切なさを味わえるようになったら、昔のCDでもひっぱり出してきて、じっくり聴いてみますかね・・。 

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