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2005.08.25

嵐の中でオフ日

台風11号の接近により、朝から大荒れの天気に。 それを言い訳にして今日はオフ日を決め込み、久しぶりにゆっくりと過ごしていた。 最近何をそんなにバタバタとしていたかと言えば、お盆に引き続いていたお客様方を見送った22日、そそくさと厨房の掃除をしてから上京し、翌日に手術を控えて緊張のあまり情緒不安定いなっていた実家の母を病院に見舞い、翌日は朝の8時からの手術に付き添い(なんでそんなに早い時間設定なのか、未だに疑問であるが。)、翌日も朝から病院へ詰めて、夜に伊豆へ戻ってきた。 夕食を済ませてから、今度は義父の退院の準備、そして翌日は退院と施設への入所である。 もろもろの手続きや片付け等で、夜自宅に戻ってきたときにはヘロヘロになっていた。 何だか数か月分の仕事を数日でこなしてしまったような気分だ。

実家の母の手術は無事に終わった。 経過も順調で、まあ開腹手術だからそれなりの苦痛は本人にはあるものの、少々医学的知識を叩き込まれた当方にとっては、「全て予想の範囲内」である。 腫瘍が見つかっての除去術ではあったが、手術後に見せてもらった組織を見た瞬間に「これは大丈夫だな」と思えるほどに、きれいに整った様子だったし、腹腔内の「ぬぐい液」からも異常細胞は発見されなかったので、とりあえずは一安心だ。

脳梗塞で身体の自由をかなり奪われた義父は、施設のお世話になることが決まった。 見学に行った父が施設を大変気に入ったことが大きな決め手となったのだが、やはり年をとると新しい環境への適応力が格段に落ちるので、入所を目前にして不安を訴えたり、実際に施設を訪れてからも「見学した時の部屋と違う」と言い出すなど、混乱が見られた。 実際は同じ部屋、同じスタッフであるにもかかわらず、彼の中の不安が違うものに捉えさせているのである。 人間の気持ちはいかに繊細で、思考が気持ちにいかに大きく影響するものかを、すごく考えさせられた。 介護の問題はどんな根拠でどんな結論を選んでも、最終的に完全な納得が得られないというか、「これで良かったのだろうか?」みたいな気持ちが残るのは何故だろうか。 父も一週間も経てば慣れてくれることだろうと思うけれど。

とりあえず久しぶりにゆっくり眠らせてもらった。 暑さに慣れた体には肌寒いような嵐の中、これまた久しぶりに自分たちのためにお茶を入れて、かつての職場の後輩が送ってくれた「ずんだ餅」をいただいた。 上手く説明できないけれど、何だか少し泣きそうになった。

夏の終わりはやっぱりどこか切ない。

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