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2005.09.14

持て余し気味

無いからといって特別に困るわけでもないが、使えば格段にプロの味に近づく素材、というカテゴリーが存在するように思う。 例えばさっと思いつくもの・・アマレット(アーモンドのお酒)・金木犀酒(金木犀の花を中国ワインに漬け込んだもの)・インスタントの顆粒エスプレッソ・抹茶・胡桃オイル・アンチョビのピューレ・ピンクペッパーの乾燥粒・岩塩など。 各種ハーブなんかもこの仲間に入るのかもしれない。

どれをとっても一度に大量に使うものではない上、「なんにでも相性が良い」というものでもないから、家庭での普段通りの食事ではなかなか減っていかないだろう。 その点においては商売をやっていると有利かな、とも思う。 が、なんだかんだ言ってもやはり持て余し気味になることは否めない。

厨房の掃除で調味料や香辛料が並べられている所をチェックすると、たまに予想外のものが顔を出してきて、「やばい!」と、青くなる。 そのものの存在をすっかり忘れているのだ。 それも使いかけの状態で。 同様に冷蔵庫の一番奥やドアポケットなんかも危険頻度が高い。 特に危ないのは夏休みやゴールデンウィーク、お正月など、忙しいシーズンの直後。 そういった時には何泊もしてくださるお客さんや、何回もおいでくださっているお客さんが多くなって、食事メニューにバリエーションを必要とされるから、目先の違う調味料や香辛料を使う頻度が増えて、その後でそれっきり忘れ去られてしまう。 嫌なスパイラルだ。

と言う訳で、現在、まさに中途半端な材料の消化試合中。 久しぶりに抹茶椀と茶せんを出してきて「お薄」を点て、やけに優雅な午後のお茶をしたり、揚げ物には抹茶塩、岩塩を水に溶かして剥いたリンゴを洗ったり、単なるカフェオレもわざわざエスプレッソを使ってカフェラテ仕様と、無駄に勿体無い状況を楽しんでいる。 もう忘れないからね!、と、ばかりに、優先して使うべき材料をリストアップしている始末。 ・・これが本当の贅沢というべき状況なのかもしれない。

今回の手持ちで一番減りが遅いのはアマレットだ。 大量にババロアでも固めてみるか?!

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