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2005.09.05

秋の宝石

栗をいただいた。 LLサイズとも言えるほどの見事な栗が、びっしりとネットに詰められて、手渡された瞬間ずっしりときた。

「見掛け倒しなのよ・・」と、おっしゃる。 「ぜんぜん甘くないの。 覚悟して食べてね。」 その言い方がおかしくて、栗を手に笑ってしまった。

厨房で早速ネットからバラバラと出し、ひとつ掌の上にのせて眺めてみた。 ぴかぴか、つるつるのブルーネット色。 ふくよかな丸い形。 色も形も秋を凝縮したような見事な造詣だと、つくづく見とれていた。

味の足りない生栗は、氷点に近い温度でそのまま保存すると甘味が増すことがある。 チルドルームに納めてしばらく様子を見よう。

季節の宝物を隠し持っているような気分で、なんだかちょっと嬉しい。 

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