朝仕事
教会での御ミサの後に敬老のお祝いの会食をするというので、その仕出し料理のお手伝いのため早起きをした。 「白和え」と「キュウリと菊の花と海老の酢の物」、「果物の寒天寄せ」「かるかん」を人数分作り、最後に梨を剥いて密閉容器に詰めた。 他の方が「栗おこわ」、「筑前煮」などを用意してくださる手はずになっているとのこと。 できれば御ミサにも現地でのお手伝いにも参加したかったのだが、日曜日の朝はどうしても身動きが取れないので、勘弁していただく。 全てを大きめのクーラーバッグに詰め込んで用意し、他の方に運んでいただいた。
お弁当のようなケータリング用のおかずは、傷まないように気を遣う。 水分をきっちり絞って、冷たくして、やや濃い目の味付け。 「白和え」の衣に使う木綿豆腐も、念のため茹でて水切りをした。 豆の香りは少々落ちるがここは安全第一優先だ。 一気に作って全てを詰め込み、運んでくださる方の車を見送ったのが7時少し前。 朝の間に一仕事終わってしまった気分になった。 今日の仕事はこれから始まると言うのに・・。
ここ数日、早朝に露が降りて庭の草に小さな水滴がたくさんついている。 やがて寒い季節になると、これが霜に変わってゆく。 体の奥に夏の疲れ、目の前に広がる秋の気配、そして頭の中では冬の予想。 季節の移ろいのある国に生まれてきた幸せを想っていた。
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