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2005.09.09

嫌な客になる

自分で飲む分のビールがなくなったので、買出しのついでにお酒の量販店に立ち寄る。 24缶入りのケースが店内にうず高く積み上げられている光景は、いつ来ても圧巻だ。 「地震の時は大丈夫なのか?」などと余計なことを心配しつつ、ビールケースの壁で作られている迷路のような通路を歩くのは、決して嫌な気分ではない。 これもビール好きのたわごとかも知れないが。

さて、各社の秋限定ビールが次々と発売になっており、そちらを選ぶかどうするか非常に迷った。 ひとケース買うつもりだったので、あまり好みのビールでなかった場合に24缶付き合うのは辛いかな、ということで、今回は飲み慣れているものを選ぶことに。 偶然にもサントリーのモルツが特売だったので、それに決定。

モルツのケースを見ると、10段以上積み上げられている。 何故かほとんどが「赤城山水系」だ。 モルツには醸造所によって4つの水系の水が使い分けされていて、それぞれ微妙に飲み口が違う。 私は「丹沢水系」が好みなので、上から箱の印字を眺めつつ下に視線を下ろしてゆくと、下から2番目にお目当ての商品を見つけた。 「どうしようか」と、一瞬迷う。 うず高く積み上げられた重たいビールケースの山を崩して、わざわざ下から2番目の物を取り出すのは大変だ。 店員さんに申し訳ない気分。 でも、同じ料金を払うなら好みのものを買いたいのも事実。 でも、同じモルツなんだし、「赤城山水系」で我慢できないこともないのだし、あればあるものを美味しく飲むに違いない。 うーん・・。

ずいぶん考えた挙句、レジでお金を払いながら思い切って言う。 「あのー・・すみません・・『丹沢水系』のがいいんですけど・・。」 「『丹沢水系』ですね。 (店員のオネーサンがケースの外箱に視線を走らせる。) うわっ!ずいぶん下の方に埋もれちゃってますねえ。(苦笑)」 二十歳そこそこ位の若い店員オネーサンがふたりがかりで、『丹沢水系』のケースを引っ張り出してくれた。 ずいぶん長い時間だったような気がする。 恐縮すること、しかり。 お礼を丁寧に言って受け取った。

さぞかし面倒なお客さんだったに違いない。

おかげさまで、早速美味しくいただいています。

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