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2005.11.29

プチおでん

おでんは比較的お手軽に作れるし、次の日に食べても美味しくて、私も好きな鍋物のひとつなのだが、唯一気になることといえば「味の単調さ」である。 からしを使ったり、「しぞーか(静岡)おでん」風に粉鰹や青海苔を振りかけてみたりしても、やっぱり後半は飽きてくる。 なので、最近は鍋物というよりも煮物の感覚と量でおでんを煮ることが多い。 勝手に「プチおでん」と呼んでいる。

その時に手持ちの素材3~4種くらいで、一般的な煮物の量程しか作らない。 味はいつものおでん味。 この時期はだいたい大根を持っているから、それに昆布やこんにゃく、練り物が一品。 彩りにニンジンでも入れば十分な感じ。 それぞれの切り方もいつものおでん風に、野菜は大きく練り物はほとんどそのまま使うので、本当に手間要らず。 あとはじっくり味を染み込ませて・・つまりは、早い時間に煮ておいて放っておくだけである。 ダシに味を出すためにも、やはり練り物は一種類加えた方が良いみたい。

ゆで卵やジャガイモなど入れればボリュームが出るし、他に肉や魚の料理があればサイドメニューにも便利で、コントロールが利く。 いざとなったら翌日食べられるのも、気分的に楽でありがたい。 それを見込んで二日分の種を煮ておけば、ダシもより美味しくなって一石二鳥。 ちょっとした発想の転換に過ぎないが、おすすめしたいと思う。


このところ何故か頭の中で考えがまとまらないような日々で、更新が滞ってしまった。 何があったと言う訳ではない。 でも、例えば神様が居られるとしたら、「それについては深く考えない方が良いですよ」とでも言われているような感じで。 何か卓越してしまったような、遠くから日常を見て過ごしているような、奇妙な感覚だったのは事実だ。 触れない方が良さそ気なことらしいから、自分でも深く追求しないでいる。 あまり味わったことのない妙な感覚だ。 いつか判る時が来るだろうか? 時が満ちるまで封印しておこう。

前線の通過で突風が吹き荒れ、メモリア周辺の雑木林の枯葉が一斉に落ちた。 竹箒で掃きながら、種々雑多な葉っぱが混在している様子を見るともなく眺めていた。 整ったものや全て同じ種類のもの、単調なものは、配列も整っていないと美しく見えないものだが、色も大きさも形もまちまちなものがランダムに混じったことによって生じる調和というものはあるな、と、そんなことを思った。 がらんどうになった雑木林には光が通って、ひとしきり明るい。 冬本番の前の断末魔のような暖かさを楽しんでいる。   

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