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2006.02.10

こんな所でお目にかかるとは

気分転換でも・・と、入院中の義父の車椅子を押して散歩に出かけた。 そんな遠くまでではなく、せいぜい駐車場や中庭、裏の川沿いの小道だ。 庭の陽だまりには水仙が細い茎をすっと伸ばして、もう花をつけている。 リハビリテーションの専門病院なので、歩行練習を兼ねて散歩する患者さんも多く、段差が無いように道が整備されていたり、そこかしこにベンチが配置されているのもありがたい。

建物の裏側にある通用口から屋内に入ると、すぐに売店だ。 小さな病院だから売店もこじんまりしている。 「何か気が向けば、義父におやつでも。」と、覗き込むと、レジ横に缶飲料用のウォーマーがあって、コーヒーやココアやコーンスープなど、おなじみの顔ぶれが並んでいた。 車椅子を正面に向けて、「温かいコーヒーでも飲む?」と、義父に話しかけた時、とんでもないものを見つけてしまった。 「あれ?、この缶は確か・・?!」

そうだ。 紛れも無く、一躍アキバの名物となってしまった『天狗のおでん缶』である。 何でこんな所で売られているのかびっくりして、思わず手に取ってしげしげと。 しかも、ちゃんと3種類揃っているではないか。 色違いの大きめの缶が、コーヒーなどに混じって温められている光景が、やけに新鮮な感じで目に映る。

まあ、本来の『おでん』の立場からすれば、お弁当やご飯の友と同様に病院の売店に並ぶのも自然なことなのだが、こちらとしては『あのアキバのおでん缶』というイメージがあまりにも強烈なわけで、最近は自販機のおでん缶もあっという間に売り切れで、その上量産できないので自販機を増やせない、などという話を聞くと、ますます、こんな山間のマイナーなリハビリ病院に並んでいる姿が、神々しく思われるのであった。

今度面会に行ったら買っちゃおうかな、と、ミーハーな私はついつい目論んでいる。

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