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2006.03.15

いろいろな花

八百屋さんに寄った。 お店という表現よりも、地元の方が庭先の畑で採れたものを持ち寄った販売所という方が似合うような、飾らない造り。 プレハブの小さな小屋に、いかにも日曜大工で作ったような木の棚。 そこに、泥が付いていたり、葉っぱがバサバサに広がったような、でも、元気大爆発の野菜が所狭しと並べられている。

あれもこれもと通路を歩く内に、あっという間にずっしりと籠が重たくなる。 さて、こんなもので良いかな、と、思った所に、チラッと黄色い小さな花が見えた。 「あっ、菜花だ。 これは買わなくては。」 一把手に取ると、隣にも小さな花が。 良く見るとその隣にも。 しかし、どれもちょっとずつ違う。 蕾の中にぽつんと開いている花が白かったり、茎が紫色をしていたり、淡い色で太かったり、トウが長かったり。 キョロキョロ見比べていた私に、店番のオバサンが教えてくれた。 「それね、みんな違う花なのよ。 これは菜花でしょ、こっちは白菜、隣は菜花なんだけど種類が違って寒さに強い品種、一番右側のはトウ菜の花。」

「白菜の花は歯ごたえがって甘いけど、少し水っぽいから、浅漬けにすると良いよ。 菜花にするなら紫色の方が栄養があるらしいから、そっちにしなさい。 おんなじ値段だから。 トウ菜はちょっと柔らかめに茹でた方が美味しいからね。」 ビックリだ。 この時期、株ごと白菜を買うと中心の奥の方に、花芽が見つかることはあるけれど、花だけを集めて売っているのは初めて見た。 みんな全然違う植物なのに、どれも似た十字マークの可愛らしい花。 アブラナ科だったんだなあ・・と、妙に納得する。

迷った末にトウ菜と紫色の菜花を買ってみた。 生の状態では紫色でも、茹でると鮮やかなブロッコリーのような濃い緑色になるとのこと。 楽しみだ。

棚の下にはバケツがあって、水を張った中にワサビの花も売られていた。 この辺りではよくお浸しにしたり、甘酢に漬けたりして親しまれている。 八百屋さんではなくて、花屋さんによったような気分になって、なんだか嬉しかった。

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