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2006.05.06

摘み草料理

私は「摘み草料理」の正しい定義を知らない。 なので、ここでは「そこら辺に生えている野草を採ってきて料理したもの」、と、思ってくだされば構わない。

庭が無駄に(!)広いお陰で、ありとあらゆる野草が生えてくる。 特にゴールデン・ウィークの頃は、一斉に芽吹いたと思うと、強烈な勢いで我先にと葉っぱを広げてくるので、あれよあれよという間に一面の緑色と化す。 ちょっと気を抜いていると、ワサワサと生い茂ってくる感じだ。 なので、有名かそうでないかはともかく、食べられるものも簡単に見つけることができる。

わらび、ぜんまいの類、のびる、たらの芽、蕗、日本たんぽぽ、アザミ、野芹、田みつば。 このくらいのラインナップならば、何の苦労もせずに集めることができる。 例えば料理の途中で「ちょと青みが足りないな」、と、感じたら、ボウルを抱えて勝手口からさっと庭に出て、ひょいひょいと摘んで来れば事足りてしまう。 これはありがたいことであると同時に、狩猟本能のようなものが満たされるので、ストレス解消にもなっているような気がする。

ちょっと前に食品中のフリー・ラジカルの問題が取りざたされた時、山野草には比較的含有量が多いと問題視された。 ただ、『少量の毒物は薬に等しい』と、私は勝手に思っているし、毎日そればかり食べているわけでもないから、あまり気にせずに使っている。 多分そんなことを気にしていたら、もっと注意すべきことを見失ってしまうだろう。 我々の食生活の元になる食品は、色々な意味で危機的状況にあること極まりないのだから。 まあ、人それぞれの考え方次第。

本来、大型連休中は宿泊産業にとってかき入れ時なので、こちらに移り住んで以来、まさに寝る間も無く過ごし続けてきたわけだが、おかげさまで(?)今年は本業から道草して、一般人並に余裕ある時間を経験している。 摘み草料理の野草たちは、あと一週間もすれば育って硬くなってしまうから、短いタイミングを逃すと食用には不向きになる。 厨房で自分たちが食べるためだけの料理を楽しみながら、季節や自然を満喫させてもらっている・・これはこれで、また「いとをかし」なのだと思いたい。

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