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2006.06.05

さみしくはないかな?

東京証券取引所内で行われた、村上世彰氏の会見を見てしまった。 正直な所、見るつもりはなかったのだが、どのチャンネルも特別番組を組んで放映してくれていたお陰で、行き掛かり上見ることに。

証券取引法については、いつも『ますたあ』にお任せで、センスの無い私はなるべく係わらないようにしているので(苦笑)、どこからがインサイダー取引の範疇に入るのか、その境界が判らないのだけれど、村上氏の会見だけを100パーセント信じたなら、「そうだと言われれば否定できないが、そんなつもりは無かった」、という状態のように聞こえてきた。

ちょっとした食事や飲み会の席で、「最近、どうよ?」と突っ込まれて仕事の話題になることは一般の人でもざらだし、ましてや同じ業種の仲間や同じ職場の人だったりしたら、良くある光景に違いない。 そんな雰囲気の中でライブドアの誰かさんが、「今度ウチ、ニッポン放送株買おうかと思って・・」なんて話していたとしたら、それを「情報として事前に知っていたでしょ? 立派なインサイダー情報ですよ」、と地検に責められるのは、なんとも腑に落ちない曖昧な印象が残る。 (いやいや、だからと言って村上氏を擁護するとか、ファンだとかというのとは違いますよ。) しかも、今国会中の成立は見送られるようだが、『誰かさんの話を聞いていただけで共謀罪』なんてことになってしまったら、気を許して談話しながら食事することだって、ままならないんじゃないか。

一般の人と、俗に言うところの『偉い人』では、状況も大いに異なるのだろう。 そうやって考えると『偉い人』は大変だな。 おちおち仲間とお酒も飲めずに、気を遣ってさみしくないのかな、とか、余計なことを考えてしまう。 私は友達とは気がねなくいろいろな話をしたい。 仕事の話をOFFにしないことが大事だと指摘されてしまえばそれまでだが、たまには愚痴のひとつもこぼしたい。 『偉い人』は、友達との距離や我慢と引き換えにたくさんのお金をもらえば、代替の満足を得られるのだろうか。

『偉い人』じゃなくて良かった、と、ついつい思ってしまった私は、やっぱり一般人の器だ、なんてつくづく思いながら村上氏の会見を聞いていた。

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