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2006.06.27

「スイカ・ソフトクリーム祭り」

日曜日の話題で恐縮だが、函南(かんなみ)町にある「酪農王国オラッチェ」で行われた「スイカ・ソフトクリーム祭り」に行ってきた。 単に名前に誘われて。

函南町は美味しい西瓜の産地として知られ(そういえば♪西瓜の名産地~なんて歌もあったっけ。)、この辺でも函南スイカはちょっとしたブランド価格で店頭に並んでいる。 そこに出来たオラッチェは、JRAさんが拠出している酪農事業に対する育成補助基金(正式な名称は知らないが)を使って始められた観光酪農施設。 体験農業や地ビール醸造、乳製品・畜産加工物の製造販売なども手広く扱っておいでだ。 『ますたあ』は西瓜が大好きだし、私は地ビールが飲めるし、ソフトクリームがデザートなら言うことなし。

まあ、「お祭り」といってもちょっとしたイベント(西瓜の早食い・重さ当て)があって、園内に子供が喜ぶような屋台が出てソーセージとか焼きながら良い匂いを充満させ、ソフトクリームを約半額で提供し、西瓜も安く売っている・・そんなところなのだが、子供たちもたくさん走り回っていたり、多分関係者の中年男性が大型バスで押し寄せたりもして、田舎にしては賑わいの雰囲気だった。 園内には仔牛やポニー・山羊・羊・ミニ豚・ウサギなども飼育され、近くで見たり触れ合うことも出来る。 子供連れのご家族にとっては、入園料がかからないのも魅力だろう。

地ビールを提供する小さなレストランで、遅い昼食をとることに。 一人前のポークカツレツのランチセットと、小さめのナンのピザ、それとビールを3種類とコーヒー。 これを二人でシェアする。 開業当初に一度来たことがあって、その時は完全に『田舎の蕎麦屋』のようなメニュー構成だったのだが、誰か外部の知恵が入ったのか、そこそこ小洒落たものを出すように様変わりしていて、他人事ながらちょっと安心する。 ただ、ビールの質が変わったというか、私の好みのタイプではなくなっていたので、その分が残念。 ホップの使い方にかなり特徴があり、万人受けする印象ではない。

しばらく動物相手に楽しんだ後、降り始めた雨を避けるように、大きな温室のような造りの喫茶コーナーで、「スイカパフェ」と「スイカジュース」を。 パフェグラスにごろんごろんとカットされたスイカが収まり、その上からソフトクリームが巻かれ、上にも小さな扇型のスイカが刺さっている。 字のまんまの「スイカパフェ」だ。 ジュースはスイカを絞ったもの。 こちらもスイカフロートよろしくソフトクリームが浮かべられている。 恐るべし乳固形分比率の高い原料と見えて、「チーズソフト」という名前にしても通用しそうな香りと味。 これにはビックリさせられた。 乳製品が嫌いな人は、多分食べられないだろう。 その割には脂肪分が低くて嬉しかった。 スイカが水っぽい果物で、香りが少ない(悪く言えば甘いだけ)だから、ソフトクリームを食べるとスイカの味が判らなくなる。 合うか合わないか、と、問われたら後者なのだが、「スイカ・ソフトクリーム祭り」だから、まあ仕方がないだろう。 スイカジュースは初めて飲んだが、風邪をひいて熱を出した時の飲み物といった印象だった。 個人的には「わざわざ絞ることもないかな・・」と。

このやたらと濃いソフトクリームは、甘さを思いっきりカットして、新鮮なウニやキャビア、歯ごたえとして薄切りのアワビなんかと合わせたら、夏の前菜としてきっと面白いものが出来るな、と、思う。

「スイカパフェ」と「スイカジュース」には福引くじがもれなく付いていて、園内のガラガラで抽選。 3等の「有機栽培無農薬麦茶」をもらった。 20パック近く入っているから、これでこの夏の分は充分足りてしまいそうだ。 よく読むと「モルト入り」、だそうで。 モルトと呼べば地ビール屋さんっぽいが、よく考えたら「発芽大麦麦茶」のことなんだと気付いて笑ってしまう。 ものは言い様だ。

パフェやジュースのスイカは確かに甘みが濃かったから、西瓜を買って帰ろうかとも迷いつつ、並んでいるのは10キロ近いような見事な西瓜ばかりで、二人でこれを平らげるには何日必要か、なんて考えたらちょっと憂鬱になったので、結局見送って帰ってきた。

湿度が高いせいもあって朝から頭がぼんやりしていたから、家に居たら腐ってしまったかも知れない所を、良い気分転換の半日に。 ぶらっと出かけるのも、良いものだ。

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