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2006.06.09

そらまめ

日本語は奥が深いなぁ、と、つくづく思う。 「そらまめ」を変換すると、出るは出るは・・蚕豆・ソラマメ・そら豆・空豆。 料理素材はカタカナという原則に則れば当然「ソラマメ」だが、何かイメージが違う気もするので、ここはひらがなを選んでみた。

近所の農家で採れたものを大きな袋で買ってきたので、バシバシと鞘を剥く。 そらまめの場合は鞘が大きいから、抱えるほど買ってきたって、中身だけ集めるとこれっぽっちというぐらいになってしまうのが哀しい。 真綿の布団に包まれた真っ青な大きな豆・・初夏を濃縮したようなきれいな色をしている。

鞘にくっついていたちょっと黒い部分の皮に、薄く切れ込みを入れながら、レンジでは湯を沸かす。 ソラマメの場合はアクが少ないから、湯もさほどたっぷりでなくても大丈夫。 沸騰したらパスタを茹でる時くらいの、しっかり塩味が付く程度に荒塩を入れてもう一度沸騰するまで一呼吸待つ。 ぐらぐらしたら一気にソラマメを投入。 あっという間に緑色が濃くなって、目を見張るようなヒスイ色になるのも素晴らしい。 色が変わって豆が浮いたら、もう火からおろしてしまい、茹で汁ごと一緒にボウルに移す。 そのまま室温で冷めるまで放置すれば、香りも飛ばず余熱で火が通るし、塩味が豆の中までうっすらと沁みて良い感じに。 茹で過ぎの心配も無用だ。 完全に冷めたらザルにあけて、表面の水分を自然乾燥させて、すぐにいただかない分は冷蔵庫へ。

彩りも青い香りもこの時期にぴったりで、一度は食べないと落ち着かないような気分になる。 ちびちびと皮を剥きながら冷たいビールなど飲んでいるのは、なんとも言えず幸せな気分だ。 夏になったら枝豆も良いけれど、そらまめの香りも捨てがたい。 大人の味、初夏の味、今のシーズンの色。 手に入るうちに是非! 

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コメント

はじめまして~??
やっと最近デスクワークの時間が作れるようになったので、コメントしてみました。
『そらまめ』いいですね~。シンプルに茹でたそらまめ。いいですね~。
個人的には枝豆よりもそらまめ派ですよ。

投稿: クッスィ~ | 2006.06.12 18:32

クッスィ~さん、こんばんは。
いや、こちらでは確かにはじめましてでした。 なんだか逆に変な感じですが・・。

そらまめはゆで方や塩味の具合で、美味しくなるかどうかが、はっきり分かれるような気がします。 茹でながら緊張する素材ですね。 本当に美味しく絶妙な加減のそらまめを、ちょこっとお通しなんかで出してくれるお店は、たいていビールの管理も上々ですね。

あっ、デスクに留まる時間が作れるようになりましたか。 それはそれは。 いろいろな意味で足元を固める時間も必要かもしれません。 どうぞお体だけは気をつけてください。 またいつでもお待ちしております。

投稿: リーボー | 2006.06.12 22:18

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