月見酒
透き通ったきれいな空に満月が昇った。
夕食の支度を終えてから、ジムに出かけた『ますたあ』の帰りを待ちながら、ひとりで月の光に照らされつつ、のんびりと日本酒を傾けた。
月が冷やしたような秋の空気も、粋な肴だ。 いろいろなことを断片的に心に思い浮かべながら、気がつけば一合近くすいすい呑んでしまっていた。
とっても美味しく感じたが、来るか来ないか判らない相手を待っているという状況だったら、より一層趣深いお酒になったかもしれないな、と、少々贅沢なことを思った。
『ますたあ』、ゴメン。
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