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2006.10.20

魔法

魔法つかいが主人公の、あまり新しくないイギリス童話を読んでいる。

魔法は偉大な力を持ち、場面を劇的に変化させる。 魔法は命を助け、励まし、弱っている人を温め、食べ物や住環境を用意する。 世界を股に駆けて移動できるし、相手の信用を得るための取引道具にもなる。 同時に、魔法は相手に怪我を負わせ、苦しみを与え、悩みで不眠にさせ、思考をコントロールし、命を奪うことさえ出来るとされている。

何章か読み進めた後で本を閉じ、ふと現実に引き戻された瞬間、実は自分たちにも魔法が使えるのだな、と、気付いた。

「言葉」と「お金」だ。

童話は、魔力を行使するために、相手の状況を理解する感性と洞察力、身勝手な欲に打ち勝つだけの自制心を、厳しく厳しく主人公に課している。

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コメント

「言葉」「お金」。
この二つは、私達人間の使い方次第で薬にも毒にもなりますね。

特に「言葉」。
祖先から延々と受け継がれてきたこの人類の英知は、人を幸福にするためにあるものだと信じたいです。

身勝手な言動を慎むいい教訓になりました。
ありがとうございます。

投稿: のんの | 2006.10.21 11:30

のんのさん、こんにちは。
最近、いじめによって自殺する学生たちのニュースが続いたり、北朝鮮を説得する各国の報道を見たりしながら、「言葉は身近なだけに、使い方を間違えると恐ろしいな」と、思っていたところでした。

少し前に朝日新聞がテレビのCMで、『わたしたちは言葉の力を信じている』というようなことをコピーにしていたのも、妙に印象的だったのを覚えています。

インターネットを通じて、誰でも気軽にメディアを持てるようになった現代だからこそ、意識的にちゃんと選んで言葉を発信しなければならないのかもしれませんね。・・と、自分に言い聞かせつつ。

投稿: リーボー | 2006.10.21 12:49

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