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2007.01.23

トイレで告知

外食の機会にトイレを使わせてもらうことがある。 トイレはそれぞれのお店の個性が集約されているようで、興味深い場所だ。 基本的には清潔であればそれで十分なのだが、用を足す以外にはすることが無い場所なので、ついついポスターなどがあれば見てしまうし、文字があれば読んでしまう。

よく見かけるのは、アルバイトやパート従業員の募集だ。 時給いくらとか、休暇の設定など具体的に書いてあると、それまではお客として気楽に食事やお茶を楽しんでいたのに、急に現実の生活に引き戻されるような気がして、あまり好きではない。 「ふーん、たいへんそうだな」とか、「思ったより時給が高いな・・ってことは、原価率が低いかな?」などと、食べた食事をもう一度思い出して検証してみたり、ついついやってしまうのだ。 あー、やだやだ! 自営業をやっていた者の職業病ですな、これは。

居酒屋さんなどでは、商売熱心なあまりに「本日のおすすめメニュー」をトイレ内に貼り出していたりする所もあって、ちょっとたじろぐ。 確かにお酒が進むとトイレも近くなるから、トイレから戻ってまたオーダーなんていうことも珍しくなく、その時に思い出してもらえばお店としては好都合なのだろう。 でも、やっぱり食べ物とトイレの組み合わせは・・。

店主が何かの趣味を持っていた場合、よく見かけるのはスポーツ系だが、団員募集なんていうポスターも。 野球やサッカー、フットサル、合気道など武道系も見覚えがある。 それから、多分常連のお客さんのお付き合いで頼まれたであろう、演劇やコンサートなどのポスター。 トイレに貼るのもどうかと思うが、目に付かせるという意味では案外有効なのかもしれない。

湯ケ島には「トイレの神様」を祀っている神社があって(実際に行ってみると、田舎によくありがちな性器信仰の名残っぽい印象。 なかなか商売上手な?神社のようで、歳をとっても『お下』の世話にならなくて済むようにと、御朱印を押した縁起物の下着など販売なさっていて、結構遠方からも参拝者が集まっている)、そこのお札をトイレに張っているお店も、この辺りではそこそこ見かける。 トイレの神様だからトイレにあるべきものなのに、どうしても不浄な場所という印象が強いので、そこで堂々とご本尊の姿を印刷したお札に見下ろされると、どうも妙な気分で落ち着かない。

やっぱり、清潔でシンプルなトイレが無難なように思う。

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コメント


確かにそうですね~。
トイレくらい外界と遮断されてゆっくり過ごしたいですね。
特に緊張する相手との会食などは、トイレは貴重なリラックスタイム。清潔で、・・・・そして出来ればアロマのいい香りがするなら最高(独断)です。

投稿: のんの | 2007.01.24 13:11

のんのさん、そう、考えてみるとトイレって不思議な空間。
あの狭さや閉じられた感じも、リラックスのための大事な要素なのかもしれません。
トイレの「香り」もいろいろで・・。 昔のようにいかにもトイレ臭い匂いはなくなったと思いますが、トイレ用の芳香剤って、あまり進化していないような気も。 中には厨房からの油の匂いとか、ニンニク臭なんかが充満しているような所もあって、勘弁して欲しいです。
丁寧にアロマを使ってくれているお店には、残念なことに、まだ遭遇できていません。 リラクゼーションのお店なんかでは、期待が持てそうですね。

投稿: リーボー | 2007.01.24 21:14

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