確かに桜餅だけど
店頭の「桜餅」の文字に惹かれて、初めての和菓子屋さんに。
どちらか選べるなら道明寺タイプの桜餅が好みだが、ショーケースに並んでいるのは道明寺ではないようだ。 内心ちょっと残念に思いながらも、初めて入ったお店だし、まあとりあえずお味見という気持ちで2個だけ包んでもらった。
家に帰って煎茶を丁寧に淹れて、買ってきた桜餅をお皿に移そうとした時、「あれっ??。」
いや、桜餅であることは正しい。 ちゃんと薄ピンクの生地が桜の葉の塩漬けに包まれている。 が、それは道明寺のタイプでもなければ、和風クレープのような生地で餡を巻き込んだタイプでもなく、餅ですっぽりと餡を包んであった。 まさに薄ピンクの大福を桜の葉で挟んだ感じ。 こんな桜餅は初めてだ。
珍しいパターンだな・・と、訝しがりながらの午後のお茶。 餅と餡と桜の葉なので、コンビネーションは合わない筈も無く普通に美味しいが、気持ちの上で戸惑ってしまい、どうも落ち着かない。 しかし、よく考えれば「桜餅」の文字をそのまんま具現化したような商品で、「本来の桜餅とはこういうものなのかも」などとも思えてくる。
地域によってはこのタイプも一般的なのだろうか。 いやあ、こんな身近にもまだまだ知らない食べ物がいっぱいあって、楽しいやら驚かされるやら、である。
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コメント
いやいや!
私も初めて知りました、そんな桜餅(@@)
う~ん、創作和菓子?
よもぎ(草)餅のピンクバージョンに、桜の皮が巻いているようなものでしょうか?
正統派の2種類よりも、日持ちはしそうですね。
投稿: のんの | 2007.02.23 23:58
のんのさんも知らなかったですか、お餅バージョンの桜餅・・。
よかった。 私だけ常識がずれていたかと思って、内心ちょっと心配だったんですよ。
お店の店頭で気付かなかった私も私ですが、開けてみてびっくりでした。 草餅よりもうちょっと皮のお餅が薄い感じかな。
投稿: リーボー | 2007.02.24 14:01