・・どうやって、ですか?
江戸時代の食文化を研究した真面目な本を読んでいます。
なかなか興味深い内容で、「へぇ~」、と感心することも多いのですけれど・・
「九州から伝わってきた『かすてら』は、主に干し椎茸などと一緒に煮物の具として用いられることがほとんどで・・」って。
なんですと? 煮物の具?!
サラリと書いてありますが、その一文以外に詳しい解説も無く。
出来上がった煮物に添えるならまだしも。 あんなもん煮たらズブズブに崩れてしまわないか??
(試しに作ってみる勇気もないのですが。)
・・江戸の料理、案外難しそうです。
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コメント
こんばんは。カステラの煮物…?
すっごく眠いんですが頭の中にクエスチョンマークが飛び交って困ります。
昔々のカステラは甘くなかったらしいから味的には煮物の具にはOKでも、食感が??初期の離乳食のようですよねぇ??
沖縄にカステラかまぼこってのがありますが、それに近いんでしょうか?
カステラかまぼこ、卵の入ったかまぼこっぽいです。
そういえば、カステラ揚げなる薄い薩摩揚げみたいなのもどこかでみかけたような…。
むむぅ。カステラの煮物の夢を見そうです。気になります…。
投稿: かわさきN | 2007.04.27 23:26
かわさきNさん、ごめんなさいね、寝る前に気になるものを読ませてしまいまして・・。 夢に出ませんでしたか?、かすてら。
今の東京人が「さつま揚げ」と呼んでいる、あの魚のすり身を揚げた物については、別の所で詳しく解説されていて、当時から確かにそれを「かすてら」と呼んだり「てんぷら」と呼んだり、「かまぼこ」と呼ぶ土地もあったようで、もう一体何がなんだか、みたいです。 今も江戸時代も大して変わっていないところが面白い!(ナニワの商人が江戸に商売に出てきて、同じ名前の異なる食べ物にたくさん遭遇した記録を本にして残しているらしいですが、関西ではベストセラー物だったらしいです。)
で、私も「かすてらの煮物」と読んだ時に、さつま揚げの方かな、と読み直したのですが、やっぱり焼き菓子のかすてららしい。 酒の肴やご飯のおかずに用いる、とあります。 ・・用いられても・・やっぱり想像し難い!
「初期の離乳食」には笑わせてもらいました。 煮汁を吸わせただけでもグズグズになりそうですよね。 ちなみに江戸時代のカステラは、石焼窯で焼いていたとか。 それはちょっと食べてみたい気もしました。
投稿: リーボー | 2007.04.28 10:32