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2007.04.10

シャカシャカ

先週のこと。 学生時代からの友人に手紙を書いた。 ついでに相手が興味を持っているサプリメントを一週間分、同封してあげることにした。 顆粒が一包ずつ個包装されたものなので、振るとシャカシャカと軽快な音がする。 封筒に納めてもやっぱり中でシャカシャカ。 まあ音が出るのは仕方ないな、と、思いつつ投函した。

お互いPCも使うのに、どういう訳かこの友人とはいまだに手紙のやり取りだ。 ビジネス・パートナーではないので急ぐ用事が滅多に無いし、学生時代に長い手紙を毎日のようにやり取りしていた、その名残の習慣とも言える。 「E-mailで文字を打ち込むのと、手紙を書くのとでは、どうも使っている脳の場所が違う気がする」というのが、私達の一致した感覚で、「そのために、出来上がってくる文体や内容も、ふたつはどうも異なって」おり、「この相手に相応しいのは、手紙を書くときに使う脳が紡ぎ出す文章や内容だ」と、思っている。

友人は都内に住んでいる。 集配の頻度の違いなのか、相手が投函する手紙は2日目に届くが、こちらが出す手紙は3日目に着く。 これもいつものパターン。

シャカシャカと音の出る封筒を私が投函した翌日、我が家にもお腹を膨らませた封筒が届いた。 ポストから取り出すと、どこかで聞き覚えがあるようなシャカシャカした音がした。 「ん?」・・見慣れた文字の宛名。 まさに差出人は、昨日私が手紙を送った相手の友人だ。 よく似た音のする封筒を注意深く開いたら、中から出てきたのは、ちょっとした酒のおつまみとして売られている「アーモンドじゃこ」。(ちょっと甘く水あめのような調味料でコーティングされたカリカリの小魚と、それと同じくらいの大きさに刻まれたローストアーモンドが、食べきりサイズで小袋に入っているやつ。) それが6包、手紙と一緒に出てきた。 以前、「小魚とピーナツ」は食べたことがあるけれど、「小魚とアーモンド」は珍しいというような話をしたことを、覚えていてくれたのだ。

多分、明日には私のシャカシャカ封筒も、友人の家のポストに届くはず。 同じ日に、よりにもよって同じような音がする封筒を投函したのか、と、思ったら、なんだか無性に可笑しくなってしまった。 永い付き合いが出来る相手というのは、どこがどう気が合うとか言葉にする以前に、こんな偶然、同じような感覚で繋がっているのかもしれない、と、「アーモンドじゃこ」の小袋を振ってシャカシャカ音を楽しみながら考えていた。

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