« 初夏 | トップページ | きゃら蕗 »

2007.05.07

矢面に立つお仕事

是非食べてみたい商品があるのに、それも大手のメーカーのものでそんなに珍しい商品でもないのに、なぜかこの辺りのお店ではことごとく見つけることが出来なかった。 メーカーにも通販サイトが用意されているのだが、いきなり10袋単位になってしまい、その商品にすると一か月分だ。 10個も取り寄せて、自分の考えていたようでなかったら憂鬱なので、最初の1個は実際に買って試しておきたいのである。

思い余って、メーカーの「お客様相談室」に電話で問い合わせをしてみた。 窓口になってくれたのは、うら若き女性。 いかにも温和な物腰の発声をしてくれる。

無事に扱っているお店を調べてもらえることになったのだが、事情を説明する間のものの数分間に、彼女が言った「ありがとうございます」と「申し訳ありません」と「大変失礼しました」の回数は、全部で一体どれほどになるか、と思うほどの頻度だった。 それも、どこかのアングラ劇団の台詞回しのように、いちいち必要以上に感情移入されている(ように聞こえる)。 要するに「ばか丁寧」なのだ。 問い合わせをしているこちらが、恐縮してしまうような印象すら受ける。

近頃は多分なんだかんだとイチャモンを付けてくる人とか、「社長を出せ!」的な人とか、常識想定外の因縁に近いクレームだとか、いろいろなことを言ってくる人が居て、その為に様々な対応訓練を受けているのだろう。 とりあえず、何を言われようとも、そのやり取りの間に会社側に落ち度が無いように、必要以上に身構えて気を遣って仕事しなくてはならないに違いない。

大変そうだな。 ストレスが溜まりそうだなあ。

「ありがとうございます」と「申し訳ありません」と「大変失礼しました」の連呼で、話の内容がなかなか前に進まない会話をしながら、同情したり首を傾げたりの、興味深い電話だった。

|

« 初夏 | トップページ | きゃら蕗 »

コメント

そういえば、今日、丁度、お客様相談センターに電話しました。不良品の交換だったのですが、、確かに申し訳ございませんとはいっていたが、、話が進まないほどではありませんでした。

メーカーにより、そして人により、客サ(お客様サービスセンタ)はさまざまですね。下請けに出していると、必要以上に、マニュアル化されて話が全く進まないまま、やたらとお詫びの言葉が出てくることがあります。リーボーさんが電話したメーカーはコールセンターを下請けにだしているのかもしれませんね。もしくは派遣さんか。

直営で技術的な対応だと、接客教育したほうがいいとおもうほど頓珍漢でつっけんどんなお話になるところもあります。

でも、このコールセンター、派遣や契約社員もしくは下請けの場合は本当に、本当に、人が定着しないらしいです。(みんなやめてしまう)なんか、理解できますが。。ひどい人もいるでしょうしね。私もうら若き新入社員のころ、いろいろな接客対応を勉強しましたが本当に、いろんな人がいると教わったのを思い出します。(接客業務で就職していないので、あくまで研修の一貫で)

いまだと新人も多いでしょうね。がんばってほしいです。

よっぽど、変な対応でないときは、コールセンターの方には丁寧にお礼を言って切る事にしています。それでストレスが軽減されるように祈って。

投稿: kumi | 2007.05.08 22:10

あんまり何回も電話口で謝られてしまうと、こちらの方が「威圧的なこと言っちゃったかな?」とか「悪い印象与えちゃってるかな?」とか、逆に不安になってしまい、落ち着きませんでした。 冷静に考えても、双方とも相手に謝らなければならないような事を、何一つしていない同士の会話とは、とても思えませんで・・面白かったですね。

なんか、こう、いかにも日本人らしい会話で。 ふふふ。

多分、そこそこの大手メーカーは、どこも、専門の下請け会社にセクションごと委託しているんじゃないでしょうか。 あくまでも予想ですが。

かつては、電話するといきなり技術担当の方に繋がって、直接お話できたので、勉強になることも多かったように思いますが、最近は「電話を繋がないことがルール」みたいになっていますので、対応が表面的になってしまい、ある一面ではつまらない印象もありますね。

投稿: リーボー | 2007.05.09 20:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 矢面に立つお仕事:

« 初夏 | トップページ | きゃら蕗 »