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2007.05.27

夏の帽子

テレビ中継で「日本ダービー」を見ていた。 パドックの内側で社交に華を咲かせているオバサマ方の中には、派手な帽子を被っている姿が目に付く。

私は幼い頃から夏の帽子がどうも苦手ときている。 冬に被る帽子は好きなのだ。 第一、暖かいし。

幼児の頃は夏の外出には、親が必ず帽子を被せようとする。 私にとっては、帽子を被ったほうが暑い。 なのに『夏の外出には日射病帽子のため、必ず帽子を被りましょう』みたいなことが常識とされていて、例えば明日から夏休みという終業式に配られた「夏休みの過ごし方」といったプリントにも、そんなことが書かれていた記憶がある。 子供用の帽子に縫い付けてある、飛ばされないように顎にかけるゴムの存在も許せなかった。 ただでさえ暑くて集中力が無いのに、首筋で鬱陶しいことこの上ない。

最も苦手だったのは、小学校の体育の時間に、強制的に被らされていた布製の紅白帽。 リバーシブルになっていてチーム分けなどで色を使い分けるのものだが、布が薄いので頭にぴっちりと張り付く感じだし、ツバが短いから日よけにもならないし、当然顎ゴム付きである。 ちょっとした時間を見つけては、帽子を脱いで髪の毛に風を通していたような。 通っていた小学校では、6年生になると何故か「紅白帽」と「紅白はちまき」の自由選択が認められていたので、速攻で「はちまき派」の仲間入りをさせてもらったっけ。

大人になった今でも冬には帽子を良く被るし、好きでいくつも持っているのに、夏は全くと言っていいほどに被らない。(帽子の代りに夏の間は日傘で過ごす。) どうしてもの時だってサンバイザーだ。 つまり、顔面に当たり陽射しを避けたいのは山々だが、髪の毛の上にもう一枚乗っかっている状況が受け入れられないのだろうと思う。 直射日光が照り付けていたとしても、髪の毛の中で通気があるほうが、私にとっては涼しいし、熱が篭らなくて楽。 被る部分がメッシュ素材でできている帽子も試してみたが、やっぱり苦手なことに変わりが無かった。

「夏の帽子、被ったほうが暑くないですか?」というのが、永年の私の中の疑問である。 他の人と感覚が違うのかな。

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コメント

あー。今、本当に悩みは、この帽子。
子供がかぶせてもかぶせても、帽子を、てぃ!と振り払うのです。
どこの親も子供の帽子嫌いは本当に悩みだと思うのですが。。

ちなみに、私は子供の頃から帽子をかぶせられていたためか、季節を問わず帽子を被っていないと落ち着かないタイプです。

脳天にあたる直射日光が熱くてしょうがないのです。でも、日傘は手が塞がるので苦手です。一時期日傘にしてみたのですが、外に雨がふっていないからか、お店に忘れてあわてることが多いからです。

ということで、蒸れないか?といわれれば蒸れるかもしれませんが、直射日光で髪の毛が吸熱して(黒いから?)ものすごくあつい温度になるのは防げるような気がしています。髪の量はすごく多いです。
#薄毛の姉はそういえば子供の頃から帽子は苦手だったような。。(でも、家庭環境の関係か、帽子は世間よりは被るほうですが)

今頃は布ですが、盛夏になると、布だと蒸れますので、夏はラフィアや麦わらの後ろまで(首が暑いと無意味だから)つばがある帽子ですね。
夏の帽子=脳天と後頭部、首すじを日陰にする道具 という概念です。

投稿: kumi | 2007.05.29 04:16

アー、なるほど・・髪の毛の量との関係は、考えたことがなかったです。 ちなみに私、あんまり多い方ではありません。 脳天が熱い感覚が、自分でもよく判っていないのかもしれない、と思います。

きっと間違いなく、「てぃ!派」の子供だったはずです、私も。(笑)

投稿: リーボー | 2007.05.29 15:33

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