きゃら蕗
庭に勝手に生えてくれる蕗がわさわさと育ってきたので、雨上がりを狙って昨日適当に摘んできた。
板ずりして、さっと湯がいて、薄い皮を丁寧に引く。 すーっと一気に皮が剥ける感覚は、トマトの湯剥きにも共通して、気持ち良い作業だ。 何回か水を取り替えながら晒してアクを抜き、切り揃えたら、後は煮るだけ。
今年は、仕上げに水あめを使って照りを出してみた。 ちょっと辛味を追加したくて、一緒に唐辛子の輪切りを煮詰めていたのに、「はずれ」の唐辛子だったのか、全く効果が出なくて残念だったが、それでもまあまあの出来上がりに。 早速夕食にちょこっと出して、春の香りを楽しんだ。
たくさん食べるものではないけれど、ご飯をお代わりした時につまめるものがあるのは、なんともシアワセな気分になる。 自宅で作れば、あまり塩加減を濃くしなくて済むので、気が楽。
飽きない程度に作り置きしておこう。 あと数回煮ることになりそうだ。 次回までにちゃんと辛い「当たり」の唐辛子を用意しておかねば。
きゃら蕗の煮汁
「濃いめの昆布だし」「醤油」「砂糖」「酒」「水あめ」を
25:10:2:6:4 で。
蕗がひたひたになるくらいの量を使います。
家族の好みで増減を工夫してください。
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