« 違う感じの「冷しゃぶ」 | トップページ | 今宵どこかのバーで »

2007.07.02

雲の底でボンヤリ

朝から自分自身で呆れるほどにボンヤリしている。

何故だかこんな日が年に一日二日はあって、決して驚きはしないのだけれど、「何か凡ミスをして誰かに迷惑を掛けるのではないか」、「怪我しなければ良いが」、「もらい事故に巻き込まれないようにしなくては」等々かなり心配なので、できるだけ静かに、いつも通りのことだけをやって過ごすようにしている。 とにかく普段のレベルがプラス・マイナス・0だとすると、こんな日は言うなればマイナス10くらいからの出発になるわけで、通常レベルの集中力や効率にするためには、いつもの倍近い出力を精神力・体力に課さねばならず、ジタバタ抵抗すればひどく消耗することも知っているので、諦めてじっと沈んでいる。

ついでに、こんなにボンヤリしていて大丈夫か?ちゃんと元に戻れるのか?、と、不安がよぎる。 今の所では戻らなかった経験は無いのだが、自分で不安になるくらいに『尋常な状態』からはかけ離れているという感じだ。

寝不足、低い雲の中で雨が降ったり止んだりしているどんよりした天気、服用した薬・・何ひとつとっても特別な事ではないのに、全てが錘となって私に絡み付いている感覚。 抑鬱ではないので、気分はハイではないにしても穏やかだし、状況に反してやる気もある。 そして、ちゃんと立派にお腹も空く。 これほどぼんやりしているのに、ばくばくと美味しく食べている自分は、人よりは動物に近いな、と思う。

不思議なものでこんな日は決まって、時間の感覚が狂っている。 ちょっと5分くらいのつもりが、時計を見ると20分も経っていたり、自分を置き去りにしたまま、あれよあれよと言う間に時だけが流れてゆく。 こうして書いている今も、そろそろ夕方なのだけれど、「あれー?もう一日終わっちゃうんだ」みたいな感覚で、自分で納得できないのである。

たまたま先週、ちゃんと下調べもしないで、装丁の第一印象だけを頼りに図書館で借りてきた(たまに新規開拓の為にそんなこともする)2冊のハード・カバーが、とてもよく似た題材を取り上げた小説で、「既に亡くなってしまった、とある人物の背景を主人公が苦労して調べながら、その過程で人生を学んでゆく」といったテーマだった。 片方は新刊、もう片方はほぼ10年前の作品で、当然著者も別々。 一体この偶然は何だろうか。 こんなにボンヤリと頭が廻らない日に、そんな偶然が重なると、誰かあちらの世界の人が私に調べられたがっているのか?、と妙に深読みしてしまう。

とにかく今日が無事に終わるようにだけ、パワーを使おう。 大事な判断は全て明日に先送りすることに腹をくくろう。 しっかり食べて、さっさと寝よう。

 

|

« 違う感じの「冷しゃぶ」 | トップページ | 今宵どこかのバーで »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雲の底でボンヤリ:

« 違う感じの「冷しゃぶ」 | トップページ | 今宵どこかのバーで »