味の沁みたしらたき
しらたきなんて、よく考えてみれば「どこが美味しいのか判らない」食材なのだけれど、例えばすきやきのように、醤油と砂糖の味が染み込んだしらたきには、他の食材では追いつけない「美味しさの存在感」があるような気がする。
・・と、しらたきのご機嫌をとったところで(?)、急に思いついて作ったベーシックな一品。
しらたきの炒り煮
- 豚肉薄切り、モモでもロースでもバラでも 300グラム
- シラタキ、白でも黒でも 1袋
- ワケギまたは万能ネギ 1束
- 胡麻油 大さじ1
- 赤唐辛子(省略可) 1本
- ダシ 200cc
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ1と半
- 七味唐辛子・すり胡麻・青海苔 お好みにより適宜
- シラタキはざく切りにして茹でこぼし、水を切っておく。 豚肉は2cm幅に切る。 脂が多い部位を使う場合は、さっと熱湯にくぐらせておくとよい。 ワケギは5cm幅に切る。
- フライパンに胡麻油を引いて、輪切りの唐辛子とシラタキを炒める。 中火でじっくりと。 ここでシラタキの水分を飛ばすのがポイント。
- 豚肉を加えて引き続き炒め、肉の色が変わったら、ダシ、醤油、砂糖を入れて炒め煮する。
- ほとんど煮汁がなくなったところで、味見をし、醤油と砂糖で微調整。
- ワケギを加えてさっと炒め合わせる。
- お好みで七味唐辛子や炒り胡麻、青海苔などを混ぜ込み、できあがり。
すぐにいただくのではなく、しっかり冷まして味を染み込ませてから召し上がってください。 5の過程で乾燥した粉末状の香辛料を混ぜ込むと、表面の余計な水分が吸収されて、格段に日持ちが向上します。 これはキンピラなどにも使える手。
炊き立ての白いご飯によく合う、日本のおかずです。
ちなみに・・。
昨夜からビールを解禁。 日頃から「私の血はビール」などと勝手にのたまわっている当方において、これは輸血に等しいことです。(笑) ようやく自分の体が自分に帰ってきたような、そんな感覚でした。 濃い目味のピリカラしらたきに、モルツ。 やっぱり夏は、こうでなくっちゃ!
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