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2007.08.29

月が酔うとあんな感じか

天気予報を見て、ほとんど諦めていた月食だったにも拘らず、予想以上に雲量が少なくてラッキー。 雲の切れ間から覗き見する感覚で見ることが出来た。

『ますたあ』は月食の月の赤い色が好きでない、と、いう。 なるほど、柿の実色をした月はどこか生々しい印象で、不気味と言われればそう思えなくもない。 それと同時に、どこか色っぽくもある。 はみ出した光を見ているせいなのか、薄雲がかかっているせいなのか、輪郭もぼんやりしているし、浮腫んでいるような月。 赤い色は膨張色、そんなことも思い出していた。 普段はキリッと胸の奥に突き刺さってくるようなクールな印象の光が、ここまで表情を変えるのも面白い。 これでは知識の無かった昔の人々に、天変地異のサインとされたのも納得だ。

しばらく気にしながら見上げて楽しんでいた後、なんだかんだと片付け物を済ませ、もう一度窓を見ると、月食も終わり、もういつもの月だ。 ほんの数時間だけ、酔っぱらっていた月の姿を見せてもらったような気分になって、なんだか笑ってしまった。 たまにはそんなこともあってもいいんじゃないでしょうか、なんて、胸の中で思いつつ。

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