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2007.08.21

ナメられてるのか?

本人としてはあまりに不本意なので、今まで触れずにおいたのだが、先週連続して3回もムカデに噛まれてしまった。

とはいえ、数年前の夏の真夜中に起きた、例の悪夢のような大ムカデではなくて、それが黒光りしていた「ビックリおもちゃ級」だとすれば、今回のものはすべて「マッチ棒級」クラスで、体長も3cm程度だし、色合いも麦わら色と若草色の中間のようだし、まあ可愛いものである。(いやいや、決して可愛くなんかないのだけれど。) 殺虫スプレーを吹きかけると、体重が軽すぎて風圧に飛ばされてしまい、見失うことになるので、今のところ一番の対処法は、ガムテープで押さえつけて貼り付けてしまうことのようだ、と、こちらも学習した。

小さいといってもムカデはムカデなので、蚊に刺されるのとは違って、そこそこのダメージがある。 一週間くらいは腫れるし、痛いし痒い。 それでも大ムカデにかまれて以来、一応常備しているアンチ・ヒスタミン剤を使うまでには至らなく、腫れても一関節程度の範囲だから、まあ我慢すれば我慢できる程度だ。

噛まれた環境も状況も時間帯もばらばらだし、それにも増して、なんで同じものを食べて同じような暮らしをしている『ますたあ』はスルーされ、私ばかり噛まれているのか疑問だ。 ちょっとそれが悔しくもある。

よく判らないのは、ムカデが私のことを「餌だ」と認識して噛み付いているのか、「敵だ」と思って攻撃しているのかが、理解できない点である。 例えば、無意識の内にムカデを払い除けたりした拍子に噛み付かれているのなら、百歩譲って「仕方ないかな」ぐらいには、思ってあげなくもないのだけれど、もしも、「これはウマそうだ」などという気持ちでかぶりつかれているとしたら、この人間はずいぶんナメてかかられていることになる。 これは人間の片隅に所属している者として、断じて許すわけにはゆかない。

ただでさえ暑くてうんざりなのに、ムカデにまで軽んじられているようで、大人げもなく悔しがっているこの頃。 ウチに来た一見さんは、たいてい「いい所ですね~、緑が豊かで。」なんておっしゃるのだけれど、山暮らしには山暮らしの「『いい所』だけじゃ済まされない部分」もある。 そんなことを思うと「自然環境と仲良く」なんて言葉は、都会の人の台詞だよな、と、つくづく実感したりするのだ。

突き詰めればきっと、人間が地球と仲良くすることなんて無理だ。 本来、お互いにもっと緊張感のある関係に違いない。 私がムカデにナメられたように、そんな事を言うのは、人間が地球や自然環境ををナメてかかっているようで、どうも腑に落ちないのである。

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