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2007.09.28

一歩から

ひとつ歳をとった。

子供の頃のように「おめでとう!おめでとう!!」という感じとは程遠いが、どことなく感慨深い気持ちはある。 何か他のものでこの感覚を知っているな、と、しばらく考えてみたら、それは『年越し』だった。 特に何ということもなくて、暦が一日進むだけのことなのに、妙に最近の一年間を回想したりして神妙な気持ちになる。 要するに「一年を区切る」為の、ひとつの機会なんだろう。

この歳になると、だんだん周辺でも不健康やご不幸の話題が多くなってくるし、その手のものに対処することが、大事な役割のひとつのようにもなって、生命力の勢いに任せ物事を進めることがもう無理なのは、身に沁みて思い知らされてもいる。 特に何かが起こったわけでなくても「この一年、よく無事に通過できたな」、というのが正直な感想かも知れない。 多分この感覚は、私が幼かった頃に、もう既に私の両親は抱いていた感覚だろうから、それを子供にも当てはめて「おめでとう!おめでとう!!」になっていたのだろうと想像できる。

私は死産だの流産だのをしているので、育っている子供は居ない。 でも、もしあの時に子供が生まれていたら、もう大学生だ。 下手をすれば、もうそろそろ孫が居たって不思議は無いのである。 うーん、いつの間にそんな歳になったのか、と。 それに引き換え、現実の私は「わーい、ライブのチケットが取れた!」とか「このアイス美味しい!」とか騒いでいる訳で、あまりに幼くて自分自身に呆れるような凹むような。 昔考えていたこの年齢の大人は、もうすっかりオバサンに見えていたし、もっとずっとしっかりしている人だと思っていたんだけどなあ。

ざっと全体を見渡せば、自分の人生の経過速度は速い。 でも、日々の生活を思うと、ひとつひとつの小さなことに気を奪われて、結構ちんたらと過ぎてゆくようにも思える。 「千里の道も一歩から」(だったっけ?)、そんなことを今更強く意識した今年の誕生日。

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コメント

こんにちわ。お久しぶりです。「一歩から」・・・いい言葉ですね。小生も今人生の分岐点にきています。仕事場を移転することになりました。ついて回るのが借金!なかなか厳しいです。小生はベンツという車には縁がないのでよくわからないのですが、どうも最高級のものが3台買える額だそうです。でも、自分で好きで始めた仕事なので頑張って払っていくしかないんですよね。まさに「一歩から」です。考えさせられることが多い歳になってきました・・・。

投稿: 昔横浜で働いていました | 2007.09.28 14:19

「昔横浜で働いていました」さん、こんにちは。

まことに勝手ながら、「昔横浜で働いていました」さんの現状について、カード・リーディングをさせていただいたので、夢物語と思って読んでいただければ幸いです。

そうですね、仕事の成果としてお金を手にして、借金を返済したいという気持ちは、カードからも十分に伝わってきましたよ。 仕事への熱意が冷めていないこと、意志の強さみたいなものが、「昔横浜で働いていました 」さんの中に力強くあるようで、私も安心しました。

多分、ふたつの価値観の間で板ばさみになるような状況が、最も苦手とするところで、そこで力を発揮できないことに、若干の辛さを感じておられるのでは? ご自分がやりたいことを見極めて、もっと我侭に仕事内容を選んでいっても良いようです。 仕事場の移転をきっかけに、切るべきものは切り捨てるような、強い気持ちで臨むことをお考えになってみてもよろしいのではないでしょうか。

もしかすると、今までは手を付けなかったような新たな分野、新たな仕事内容で、「昔横浜で働いていました 」さんが、今、興味を持っていることがおありなのではありませんか? もし、思い当たる節があれば、是非思い切って着手してみることをオススメします。 案外、それが全てを牽引してゆくような成果を生む可能性が高いです。

ご家族をはじめ、一緒にいて安心できるような方々との関係は安定していますし、当分の間はロマンスとも無縁ですので(!)、お仕事に集中できるかと思います。

「場」の全体から受ける印象は力強いもので、私の手に伝わってくる「カードの切れ」もはっきりしたものでした。 流れは決して悪くはありませんので、前向きにお仕事に取り組んでくださいね。

失礼しました。

投稿: リーボー | 2007.09.28 20:59

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