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2007.09.03

お墓

ウィークエンドを使って、墓参に行ってきた。 お墓は埼玉なので、移動にもそこそこ距離がある。 さすがに一泊してくるほどのことでもないけれど、なんだかんだと丸一日がかりで、有料道路を使わずにタウン・ウォッチングを兼ねてお気楽に移動していたら、家に帰ってきたのが翌日になってしまった。

お盆やお彼岸など、墓地周辺の道路が混雑する時期を避けて墓参するのが、いつの間にかお決まりのパターンで、シーズン・オフの墓地は、騒がしくもなく、いかにも場所柄に相応しい印象で落ち着いている。 それでもいつ行っても、「思っていたよりは人が居るな」、と、感じるのは不思議なもので、霊園の駐車場にちょっとした物売りの軽トラックが居たり、お墓を掃除している人の様子が見えていたり、うら淋しいという印象とは程遠い。

立派なお墓が建っているというのに、墓石の横に立派なススキの株が根を生やして、若い穂を風に揺らしていたりするお墓もある。 ちょっと苦笑しつつも、視点を変えれば秋らしい風景にも思われて、「まっ、他所様には他所様の事情があるんだから、こちらの価値観で決め付けてはいけないな。」などと自分に言い聞かせているのも妙だった。

どんどん高齢化が進み、「家」の概念が崩れてますます個人単位の世の中になっていった時、これだけたくさんのお墓を誰が管理し維持してゆくのか。 そこまでお金と手間をかけて維持すべきものなのかどうかは、それこそ各々の家の事情や価値観によって違うだろうけれど、ずらりと並んだお墓は、どこか旧体質の象徴のように見えて、無言のプレッシャーがのしかかってくる様な気分になることも否めない。

変わることが良いのか、変わらないことが良いのか、そのあいまいさの中で結論を先送りして誤魔化して、それなりの毎日をそれなりに暮らしている。 この構図は、どこかで知っているような気がするのだが・・。

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