« 海のある光景、山の暮らし | トップページ | 猫と酒飲みの気持ち »

2007.09.19

忘れられないレシピ

外国人料理人のレシピを見ていると、「これは何かの間違いではないのか?」、と、思わずPCの電卓機能で重量換算をやり直してしまうことがある。 特にお菓子系、それもヨーロッパやアメリカのクラシカルな砂糖の使い方は、日本人の感覚を超えた「何か」が存在しているとしか思えないような量だ。 だから、自分で試してみる場合は、砂糖の量をとりあえず半分で作ってみて、気に入ればそこから微調整というケースが多い。

これもずっと昔に入手したアラン・シャペル氏のレシピを我が家流に調整したもの。 原本ではカボチャ1kg.に対して、1350gの砂糖を使えと書いてあった。 真に受けて、「カボチャ羊羹」になってしまったので、如実に強烈に覚えている思い出のレシピ。

 カボチャとライムのジャム

  • カボチャ    皮抜きで可食部1kg.(半個から4分の3個くらい)
  • グラニュー糖 300~600g
  • 水        100cc
  • ライム     1~2個
  1. カボチャは種と皮を取り2cm角に切る。 ライムは熱めの湯につけてから丁寧に洗い、皮を薄く剥ぐように剥いて(白い綿の部分がなるべく入らないようにして)、果汁を絞り、皮は千切りにする。
  2. 厚手の鍋に水とグラニュー糖を入れ、沸騰させてシロップにする。
  3. 2にカボチャを入れて20分ほど中火で煮る。 焦げ付かないように適宜かき混ぜる。 実が自然に崩れる感じで構わない。
  4. ライムの皮を3に加えて、更に好みの硬さにまで煮詰める。(冷めると硬くなるのでちょっと柔らかめのところで止めておく。)
  5. 火を止める直前にライム果汁を加える。
  6. 荒熱をとって容器に移し、室温で冷ましてから冷蔵庫で保存する。

これをフィリングとしてパイやタルトに仕立てても。 クリームと合わせてシューに詰めたり、凍らせればカボチャアイスにもなる。

●好き嫌いが分かれる味のようなので、まずは少量で作ってみて(ライムも1個から始めてみて)、ご家族の反応を確かめてみてください。 お好きなようでしたら、ライムを柚子に置き換えたり、レモンを使ってもまた違った美味しさが楽しめます。

確かに電子レンジでペーストを作ってしまえば早いし簡単なのだけれど、砂糖と素材の一体化とか、全体がまとまる感じは、鍋で気長に煮詰める方法には勝てないな、と、思うことが多い。 美味しさって、本当に微妙でデリケート。 要は使い分けなんだろうな・・。

|

« 海のある光景、山の暮らし | トップページ | 猫と酒飲みの気持ち »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 忘れられないレシピ:

« 海のある光景、山の暮らし | トップページ | 猫と酒飲みの気持ち »