« Keep my cool | トップページ | おおらかでありたい »

2007.10.04

二十世紀梨

新潟で暮らす伯母が、二十世紀梨を箱で送ってくれた。(本当は『二十世紀梨』ではなくて『廿世紀梨』らしい。 『廿』で『にじゅう』なんて読める人はすごい!) 甘みが強い豊水梨や幸水梨に比べると、二十世紀梨は酸味がそこそこあり、そこがいかにも果物らしい味の気がするので私は好きだ。 貧乏臭いようだけれど、甘いだけの果物は食べていてなんだか不安になる。 甘けりゃ良いってものでもなかろうに・・なんて、嫌味のひとつも言いたくなってしまうのだ。 だから、どちらか選べるならば、甘い果物より甘酸っぱい果物の方が好き。

子供の頃には、ミカン類などで唇をすぼめてしまうほどに酸っぱいのが、そこそこあったような覚えがあるけれど、生産技術が上がったのか、品種改良のおかげか、二口目が続かないほど酸っぱい果物にはすっかり当らなくなった。 蜂蜜マリネにしないと食べられないような甘夏柑とか、妙に懐かしい。 苺も酸っぱいの、あったなあ。 でも、酸っぱいのをスプーンで潰して砂糖を入れて、牛乳で溶いて食べると美味しかったっけ。 昨今の苺は砂糖を入れると砂糖に負けてしまう感じで、ちょっと物足りないから、専ら洗ってそのまま食べている。

こうして思い出してみると、日々食べているものはあまり変わっていないように見えて、実はその中身、味、香りなんかは大きく変化しているのかもしれない。 毎日子育てに忙しくしている家族は気付かなくても、たまに逢う友人の子供は急に成長したようでびっくりする、そんな状況に近いか?

二十世紀に生まれたから二十世紀梨なのだろうけれど、二十一世紀の現在、この二十世紀梨も品種改良され続けているのだろうか。 素朴な疑問。 それにしても凄い名前付けたものだ、二十世紀梨なんて。 一粒ずつ丁寧に「廿世紀」と印刷された袋を被せられて育った大粒の梨を、しげしげと見つめてしまった。 ご立派です、はい。

|

« Keep my cool | トップページ | おおらかでありたい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二十世紀梨:

« Keep my cool | トップページ | おおらかでありたい »