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2007.10.14

何がどう違うのか

数日前に『ますたあ』が、何かの虫に足の甲を刺された。 時間や場所、状況などから「多分ムカデなんじゃないか?」と推測されたものの、現場を押さえた訳ではないので確定できない。 翌朝窓から逃げてゆくムカデを一匹確保したが、それにも増して憶測を混乱させているのは、刺された箇所の状態や症状などが、私の時のそれとは全く異なっているせいでもある。

皮膚の状態、痛みや痒みの感じ方、毒の広がり方・・・どれをとっても私の経験とは大きく異なっており、臨床の所見だけを診たら、同じ虫の被害だとは思えない程で、でも、虫の被害であることだけは間違いが無く、ふたりで首を捻っている。

これだけ生体としての反応に大きな差があるのだから、ふたりがもし同じ病気にかかったとしても、全然違う苦痛を訴えをそうだし、現れてくる症状も相当に違いそうだ。 違う個体なのだから当たり前と言ってしまえばそれまでだが、同じ人間なのにこんなに違うとは驚きでもあるし興味深い。 そんな個人差に惑わされないように、系統立ててアプローチされる医学というのは、実は凄い量の情報の積み重ね、裏付けを必要としているわけで、病気との戦いに明け暮れてきた人類の英知と努力に、改めて頭が下がる。

直径1cmを超えるような大きな水泡ができて、そこからじわじわ浸出液が出てくるので、滅菌されたガーゼで軽く覆って保護している。 腫れなどの炎症反応はずいぶん引いた。 私の場合は足一本全体がダメージを受けた上、熱まで出したのに対し、『ますたあ』は局所反応は激しいが、ダメージの範囲も局所に収まっている。 急性期を過ぎて、これから治ってゆく過程で私とどのくらい時間差が現れるのか、半分面白がりながら、せっせとガーゼ交換を手伝っている「昔取った杵柄」の私。

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