誰かと思った
朝、いつものようにメール・ボックスをチェックしていたら、「○○○○氏来日中」というタイトルが目に入ってきた。 年末年始のお休みに合わせて海外から話題の人を呼び寄せ、講演会やセミナーを開催することもよくあることだし、現にお知らせ・お誘いメールも受け取っていたので、すっかり『その手』の話だと思って、「○○○○氏?誰だ、それ?」と、最近、専門分野で話題になった論文の著者などを思い出しながら、『講演会に招かれそうな日本人で、海外在住の人』を頭の中で探した。
なかなか思い当たる人が居ないのに、どこかですごく知っているような名前だし・・などと思いつつメールの発信元をよく見直すと、「あれっ?」、そこには高校時代のクラスメートの名前が・・。 「なーんだ!○○君のことじゃないの!!」 同じクラスだった仲間の中には、海外で生活している人が何名か居て、その中のひとりがたまたま日本に帰ってきたから、集まれる人は集まってちょっと飲みましょう、というメールだったのである。 いつもニックネームのようなもので呼んでいたので、フルネームがぴんと来なかったのもあるかもしれないが。
確かに「○○○○氏来日中」のタイトルは、全くその通りに違いない。 でも、そんな風に書くと、どこかのお偉いさんのことかと勝手に勘違いして、身近な○○君のことだとは思いもよらなかった。 日本語のニュアンスって面白いな、と、つくづく思った。
相変わらずの早とちりに、苦笑すること暫し。(いくつになっても学べない・・トホホ。) それにしても、失礼な話だよな、これって。 ごねんね、○○君。
残念ながら、その日は上京できそうに無いが、ちょっと気の早い忘年会を皆が楽しめますようにと、罪滅ぼしの気持ち半分で祈りつつ。
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