別種のパンケーキ
日本では多分、「パンケーキ」=「ホットケーキみたいなもの」。 だが、私が料理に興味を持った頃、米・欧などでは「パンケーキ」=「クラブ・パンケーキ」「フィッシュ・パンケーキ」を指す事が多く、ランチプレートのメニューでは大抵見かけることが出来た。 これとちょっとしたサラダやピクルスの盛り合わせ、それにコーヒーが付けば、ランチとして完結してしまうような扱いだったから、相変わらず高カロリーな一品ではあるが、私は好きだ。 日本では残念ながらなかなかお目にかかれない。 なので、カロリーを控えめに自作して楽しむことにしている。
クラブ(フィッシュ)・パンケーキ 8個分
- カニ(タラまたは鮭)の身 200~250g
- レモン汁 大さじ1
- タマネギ 半個
- 卵 1個
- パン粉 20g程度
- ジャガイモ(または里芋) 100g
- 小麦粉 適宜
- オリーブ油 適宜
- カニは缶詰ならばそのまま軟骨を除いて身をほぐす。 タラや鮭の場合は分量外のワインや日本酒を使って蒸し煮か電子レンジ加熱して、骨と皮を除いて身をほぐす。 ほぐした身にレモン汁をふりかける。
- ジャガイモ(または里芋)を茹でるか電子レンジ加熱して、押しつぶしてマッシュポテトを作り、荒熱を取ってから、卵、パン粉、分量外の塩コショウ(あればセロリソルトを加えるとプロっぽい味になる。)を混ぜ込む。
- タマネギをみじん切りにして、1のカニ(や魚の身)と一緒に、2に加えて均一に混ぜる。
- 3を8等分して小型のハンバーグのように整形し、表面に小麦粉を薄くつけて、オリーブ油を多めに流したフライパンで焼く。 両面にきれいな焦げ目が付いたら出来上がり。
●これに本来はタルタルソースをつけて食べるのだが、レモンを振ってそのまま食べたり、日本のソースやケチャップをかけても良い。 熱量を気にしなくて良いならマヨネーズを添えても。 ●同様に、本来は4の段階で、フライと同じ揚げ衣を付けて炒め揚げのように調理するのが本来の調理方法だが、こんな作り方に変えている。 まあ言うなれば、コロッケと同じようなものとお考えいただければ。
生地が軟らかいので、フライパンの上で何度もひっくり返したりせず、じっくり丁寧に扱って焼くことを、お忘れなく。
休日のブランチにでもどうぞ。
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コメント
だら~(^^;)
すみません、思わずヨダレが....
炭水化物が大好きの私には、たまらないレシピです。
お米を出荷して、農作業がほぼ終わったんですが、でもまだ残っているモノがあるんです。
それは、食欲です。
なにせ、農作業をしている間は、朝食、たばこ(10時のおやつ、おやつの「たばこ」といいます)、昼食、たばこ(3時のおやつ)、夕食と、ほぼ5食なんですよね。
でも、作業しているうちは、不思議とバランスがとれていたようなんですが、作業が終わっても、食欲だけはそのままキープされてしまいました。
本当に、困ったものです。
そして、どうせ、やせるというなら、アスリートになってしまえ、ということで、トレーニングを開始したというわけです(^^;)
投稿: ねっち | 2007.11.08 21:04
ねっちさん、ひとシーズンを終えて、ご苦労様でした。
農作業は体力の勝負でしょうから、たくさん召し上がっても、それだけ消耗してしまうのでしょうね。
やはり何らかの形で体を動かすことは、どうやら自分の拙い経験上でも、体だけでなく心の在り様まで、良い影響を及ぼすような気がします。
このシーズンは美味しいものが次々に出てきて、あれもこれもと欲張る食欲をなだめるのに、苦労させられっぱなしです。
投稿: リーボー | 2007.11.09 17:07