すり鉢
久し振りにすり鉢を出した。 きっかけは、これまた久し振りに「白和え」でも作ろうかと思ったからで、とりあえず炒りゴマを擂る。 すりこ木に伝わってくるごりごりとした固い感覚が新鮮で楽しい。 初めはぎこちない気分だったが、ゴマがしっとりと油を染み出してくる頃には、すっかり調子に乗って、もう十分なのにごりごりし続けていた。
固めに水切りした木綿豆腐を滑らかにすってから、味噌と砂糖。 混ぜ込む具は、人参とブロッコリーの軸、白滝、さつま揚げの薄切り。 少し濃い目に煮付けて味を染み込ませて置いたもの。 懐かしい優しいおかずに仕上がった。
どうせすり鉢が手元にあるならば、ついでに・・ということで、山芋のすり流しも作ることに。 皮をスプーンでこそげるように薄く剥いてから、すり鉢の内側を使って直接おろしてゆく。 そしてまたごりごり。 ダシを少しずつ加えながらのばすようにごりごり。 おろし金を使って作るよりも、きめ細かくふんわりとして、つやつやと美人肌のすり流しになった。 やっぱり違うものだな、と、感心するような気持ち。 すり鉢の底力を見た思いだった。
白和えの和え衣 たっぷり2人分
- 木綿豆腐 半丁
- 炒りゴマ 大さじ2
- 味噌 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
白味噌を使う場合は砂糖を減量。 具は前日の煮物の残りを薄く切って流用しても。 この時期は柿の実を具に混ぜるのもきれいだ。
●明日20日、9時から13時までの予定で、もう一度サーバー・メンテナンスのようでして。 ご迷惑をおかけします。
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コメント
ねっちです。
しかし、ずいぶんメンテナンスしますよねぇ。
@niftyが好きで、続けているんですが、もう少しレスポンスがいいといいんですが(^_^;)
まあ、大きな仕組みをいじるのでしょうから、かなり大変なことなんでしょうね。
投稿: ねっち | 2007.11.19 20:36
予定より早く、無事にメンテナンスが終了したようで良かったです。
使い勝手で不自由が出るよりは、月に一度くらいなら日を決めて、しっかりメンテナンスしてもらうのも、悪くないんじゃないかと思っていますが、今回のように、「メンテナンスしたら、二次的に別の所に不具合が生じた」的な緊急メンテナンスについては、おいおいとツッコミを入れたくなりますね。
投稿: リーボー | 2007.11.20 16:35