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2007.11.27

落ち葉

先週辺りから、ぽつりぽつりと喪中葉書が届けられるようになった。 形式的な御挨拶状の中にも、それぞれの差出人の一年間が詰まっているような気がして、なにかずっしりとした重いものを感じる。 「日常の中で、本当に喪に服すような生活をしているわけでもないのだから・・」といった、喪中葉書否定派の意見も聞くけれど、喪中葉書を用意しながら昇天した家族のことを改めて想うのは、それはそれで意味のあることのような気がする。 受け取った側も、こうして思い出してもらえただけでもありがたい。

庭の木々の落ち葉が盛りのようで、掃いても掃いても追いつかない。 急に冷え込んだせいか、近所のカエデの紅葉は、例年より色鮮やかできれいだ。 ウォーキングの途中で、狂い咲きしているシャクナゲを3本も見つけてしまい、複雑な心境になった。 季節外れの鮮やかなピンク色の花が、妙に寒々しく感じられる。

車のワイパーにきれいな紅葉が一枚挟まっていた。 かんざしを挿したような姿に、思わず微笑んでしまう。 こんな金属とプラスチックの塊りの無機物の象徴のような車に、紅葉が一枚添えられただけで、人格のようなものを意識してしまうのは不思議だ。

庭に届いた落ち葉の中から色鮮やかなものを選んで、ちょっと集めて来た。 これから書き始めるクリスマスカードに、一枚ずつ同封しようと思っている。 拙い言葉だけでは伝えきれない祈りに近いような想いを、補ってくれることに期待しながら。

早いもので11月も終わろうとしている。 厳しくなってゆく寒さの中で、人と人との繋がりを意識するような時期。 来週からはもう『待降節』。 そろそろ『馬小屋セット』を出そうかな。

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コメント

仙台駄菓子、美味かったです。やはり、甘さが心地いいです。
確かに、ウォーキングすると、季節のものに気づくことが多いですよね。
駄菓子を購入した後に、しばし散策したのですが、イチョウの色なども、自然の色なのに、華やかな感じがして、「自然の色に勝るものなし」です。

投稿: ねっち | 2007.11.28 06:23

あちらこちらで、紅葉がきれいですね。 特に、一本の木でも枝の位置によってグラデーションのようになっているのを見たりすると、仰るとおりに「自然には勝てないよな、やられたな」という気になります。 ・・いえ、勝負を挑む気もないんですけれども。(笑)

投稿: リーボー | 2007.11.30 16:22

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