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2007.12.13

ちっぽけなことは幸い

雨が止んだらまた木枯らしが吹き始めて、窓の外から何とも冬らしい風の音が聞こえてくる。 庭の落ち葉を掃きに行ったら、見事に紅葉した庭のもみじが、風に乗せて一斉に落葉して、空中に赤い流し帯を作るように舞い、それがまた冬の透き通った青空を背景にしているものだから、まるでCGで合成されたかのような景色で、箒を持つ手を止めて、しばらく呆然と見上げてしまった。

神様が作ったものの美しさに圧倒されるのは、潔く負けを認めるような気持ちにも似て、なんだかすっきりと気持ちが良い。

白紙のクリスマスカードを机の上で開いたまま、紅茶のマグカップを掌で包んで温まりながら、あの人にどんなメッセージを贈ろうかとしばし考える冬の午後。 私に相応しいような気がする待降節のひとコマだ。 自分自身がちっぽけな存在でしかないことを、逆にとても幸せに思う。

厳しいものを突きつけてくる冬が好きだった感覚を、久し振りに思い出している。

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コメント

ねっちです。お久しぶりです。
ここのところ、米粉パンを作っていて、
少々筋肉痛になっております。
先日、少しまとまった雪が降ったのですが、
なんと言ったらいいのか、綿のような雪が
音もしないで降ってきて、なんだか圧倒
されてしまいました。
自然のいたずら、魔術とでもいったらいい
のでしょうか?
雪で喜んでいるであろう、犬のことをふと
考えてしまう私は、少し変わっているかも
しれませんね。

投稿: ねっち | 2007.12.15 06:34

ねっちさん、こんにちは。
レスポンスが遅くなりまして、申し訳ありませんでした。

もうそちらでは雪のシーズンですか。
私は犬を飼ったことがないので、よく判らないのですが、
やっぱり犬は雪を喜ぶものなんですね、へー。
あの童謡は正しかったのか・・。ふむふむ。

投稿: リーボー | 2007.12.17 16:04

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