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2008.01.07

新たな気持ち

どんよりと曇った空の下、朝から庭に出て野草を摘む。 「すずな」と「すずしろ」を除いた5種は、しっかり庭に自生している。 こんなに毎朝真っ白になるほど霜が降りているというのに、表面の枯葉を避けると、瑞々しい深い緑色が顔を出す。 枯葉に守ってもらうように、地面を這うように真横に茎を短く伸ばしながら、健気に春を待っている命を、少しばかりおすそ分けしてもらう。 ひとつの根っこから一箇所の先端だけをちょっと摘み取らせてもらって、株に負担が無いように。 ありがたい気持ち、感謝の気持ちと、申し訳ないような後ろめたい気持ちが混じって、そっとそっとなるべく優しく指先を動かしていた。

蕪と大根は調達できないことが判っていたので、以前手元にあったものを軽く茹でて冷凍保存しておいたものを、解凍して使う。

絞ってしまうとほんのちょっとの量だが、お粥に散らせば緑と白のコントラストが見事だ。 文字通り、命をいただいている気分になって、食べながら、再度ありがたい気持ちが蘇ってくる。 残っていた切り餅も入れて、ほっこりと体も心も温まった。

お正月仕様になっていた冷蔵庫の中身も、これでほぼ片付いた。 がらんとして空間が広がった野菜室を覗いた時に、「あっ、お正月も終わったんだな」、と、思った。

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コメント

蕪と大根以外、庭でそろうなんてすごい!
この時期、そんな山奥(失礼)でも春の七草が自生してるとは思いませんでした。

投稿: Mr.Spice | 2008.01.08 19:26

Mr.Spiceさん、こんばんは。
ねっ、すごいでしょう?!(ちょっと自慢。)
こんな時だけは「山暮らしって幸せ。むふっ。」みたいな気持ちです。 実際は不便もたくさんありますけれど・・。
50・50でしょうかね。

どれもこれも南側なら一年中蔓延っています。 さすがに個体はちっちゃいですけれどね。 霜にもめげず、雪にもめげず、本当にすごい生命力です。

蕪や大根は私が家庭菜園でもやれば良いのでしょうが、どうも食べる方専門でして、ねえ。(笑)

投稿: リーボー | 2008.01.08 21:11

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