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2008.01.03

家族色

届けられた年賀状には家族の写真をデザインしたものも多く、興味深く拝見している。 写真を年賀状に使う人は、だいたい毎年使うようなので、ひとつの楽しみは去年の写真と比べること。 お子さんがまだ幼いならば、「一年でこんなに大きくなったんだ!」、と、思うし、だんだん成長してゆくと、両親の身長を追い越していたり、中にはいかにも今風に髪を染めたりきれいにお化粧したりしていたり、大人顔負けのファッションへのこだわりを見て取れたりする場合もあり、「ふむふむ」である。 それに引き換え、親御さんたちの方はだんだんと年配者っぽい顔付き・体付きになってきて、「ああ私も他所様が見たらこんな風に年相応になっているんだろうな。」、なんて思ったりする。

もうひとつは家族という一集団を大まかに捉えるような見方をすること。 体格や姿勢、立ち位置など、よく見るとそれぞれの家族毎にずいぶん特色があって興味深い。 表情もさることながら、一人一人の雰囲気が醸し出す「家族色」のようなものが伝わってくるのである。 子供が親の顔に似ているのは遺伝上当たり前のことだが、元々何の関係も無いはずの親同士(夫婦)がなんとなく似てくるのはどうしてなのだろう。 家族色の原点がそこにあり、それが子供達にも見事に伝わってゆくみたいだ。 ほぼ同じ物を食べ、同じ家で暮らし、話題を共有し、外部から問題が持ち込まれれば家族で関わってゆく、そんなことを繰り返してゆくうちに、似た様な顔付きや似たような雰囲気が作り上げられてゆくものなのだろうな。 不思議だ。

人間の経年変化って面白いものだな、と、年賀状を見ながらつくづく思うお正月。 明日から早速お仕事の方も多いことだろう。 家族との時間で心の中にたくさんのチャージをして、そのエネルギーを仕事として社会に還元してゆく・・。 全く以て奇妙な生き物のように思えなくも無い。

おせち料理も予定通りに片付きつつあって、なんとなく義務をこなしたような気持ちで一安心。 こののんびり感がいかにも三が日っぽくて良い感じだな、と、しみじみする。

初売りを競うように新聞に折り込まれていたスーパーマーケットのチラシに「三日とろろ」という文字を見つけて驚く。 こういうことらしい・・今まで聞いたことも無かったので、へぇ~。 知らない風習がまだまだいっぱいあるなあ。 興味深いのは確かだが、小売店としては『行事のカオス』に取り込もうとする一環か? そうは問屋が卸さないぞ、と、意地を張る私が居て、自分で自分に苦笑した。 なので、今夜のメニューにとろろは登場しない。

昨夜見事に見た今年の初夢。 「誰かの家の火事」と「『ますたあ』の隣で、どこかの窓から富士山を見ている私」。 変な組み合わせだ。 私たちも一緒に写真に写ったら似たような雰囲気を醸し出しているのだろうか?? ちょっと想像し難いけれど。

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コメント

三日とろろ、私もはじめて聞きました。
が、毎年冬は実家から明野の長芋をもらってくるので、4日か5日ごろに食べました。ご馳走に疲れた胃に美味しいのは確かです。

投稿: Mr.Spice | 2008.01.07 20:06

Mr.Spiceさんのお宅では「四日(五日?)とろろ」だったんですね。
消化酵素が含まれているらしいですし、暴飲暴食に傾きがちなお正月後には、優しい献立かもしれません。 するするっと入ってゆく感じですしね。
まだ、年が明けてからとろろを食べていません・・今度買い物に行ったら、になるかな。

投稿: リーボー | 2008.01.07 20:34

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