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2008.02.08

さんまの当座煮

最近海が時化ているらしく、店先を物色する私に魚屋さんのオジサンが申し訳なさそうにしていた。 週に一度、まとめて食べ物を買い出す現在のパターンにおいて、買い出しの日に魚が並んでいないと結構ダメージが大きい。 こんな時は「振り塩の鮭」や「ひと塩のタラ」などで繋ごうかと思いながら見ていたら、オジサンが「こんなのはどう?」、と、サンマを出してきた。 「こんな時期にサンマがあるんですか?」 「いやいや、これは冷凍品を解凍した物。 今は冷凍技術も発達して、案外バカに出来ないくらい美味しいよ。」 一匹80円だというので、試してみるか、と、買ってみた。

だが、何となく解凍サンマを信用していない私は、塩焼きにして食べるのに躊躇してしまい、迷ってからしばらく食べていない当座煮を作ることに。

サンマの当座煮

  • サンマ      2匹
  • 砂糖       大さじ1と半
  • 醤油       大さじ1と半
  • 日本酒      大さじ1
  • 酢         小さじ1
  • 生姜       1片
  1. サンマはうろこをこそげ、頭を落とし、腸を出してから、水洗いして水気を拭き取る。 4から5つに筒切りする。 ショウガはスライス。
  2. 鍋(できればホウロウ鍋。普通のステンレス製でも大丈夫。)にサンマを並べ、すべての調味料を入れてから、ひたひたになるまで水を入れて、中火にかける。 煮汁が煮立ったら生姜を加えて落とし蓋をし、火を弱火に落とす。
  3. そのまま煮てゆき、煮汁が少なくなったらひたひたになるまで水を足し煮続ける。 骨を除きながら薄味であっさり食べるなら30分、120分以上煮れば骨ごと食べられるようになる。 お好みの時間煮てから、最後に煮汁を煮詰めて出来上がり。

当然ながら、長い時間煮てからしっかり煮詰めれば日持ちもする。 時間をかければ圧力鍋を使わなくても骨まで軟らかくできる。 灯油ストーブを焚いていたら、上でことこと煮るのも冬の味わいなのでは?

煮上げたサンマは予想していたよりもサンマらしいサンマで、魚屋さんのオジサンの話はその通りだった。 これなら塩焼きでもいけたのかもしれない。 魚屋さんにもサンマにも、ちょっと申し訳ない気持ちになった。

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