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2008.04.27

緑の玉虫色の・・

(これからお食事の方は、今読まない方がよろしいかと存じます。)

いつものようにウォーキングに出かけたら、道端でキラキラ輝く物が。 それも緑色ベースの玉虫色で、太陽の光を細かく虹色に反射させている。 一歩近づく毎に微妙に色調が変化して、大袈裟に言えばオーロラをぎゅっと濃縮したような感じ。 近視の私が、一体何が落ちているのかと思って近づいてゆくと、それはなんと何者かのフンのようである。 そしてよくよく覗き込んでみれば、緑の玉虫色の正体は、コガネムシの固い外側や頭の部分に由来したものが、無数にきっしりと集まって出来たものだった。

一体どれだけのコガネムシを食べたら、こんなフンができるのだろうか。 握り拳を小さくしたような大きさ・・どう見ても鳥ではなさそうだ。 何かの小動物?もしかすると犬くらいの大きさがある動物かもしれない。 よっぽどコガネムシがお気に入りなのか、さもなければ大量発生している場所を餌場としていたのか。

フンと分っても、あまりの美しさに歩くのも忘れて呆然と見とれていた。

家に戻ってから『ますたあ』に、とんでもないものを見つけてしまった、と、話して聞かせると、「見に行ってみようかな」と言う。 もう一度わざわざフンを見に、今度は二人で出掛けたが、残念な事にものの2時間程の間にすっかり乾燥して縮んでしまった上、例の緑の玉虫色もすっかり灰色に退色し、見るからに普通のどこにでもあるフンに成り下がっていた。  日光が当たらない下の部分にだけ、かろうじて少し玉虫色が残っていただけ。 「あー、でも、これがフン全体の色だったら、さぞかし綺麗だっただろうねえ。 残っていた消化液が日光で酸化したとか、化学変化しちゃったのかもね。」

・・ということは、ウォーキングに出かけた時は、まだ排出したてだったということなのだろうか。 一体何のフンだったんだろう。

時々自然はとんでもなく美しいものを見せてくれる。 どんなエメラルドよりグリーントパーズよりも、本当に綺麗だった。

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