きゃら蕗作り
暮らしている山の麓の集落の奥さんが、庭の蕗を摘みにやって来た。 ・・と、いっても勝手に生えている野生の蕗だし、しかも生えている場所も何か所もあるので、こちらも家族だけではとても食べきれないし、勢いよくテリトリーを広げる蕗はやがて雑草扱いで刈り取られてしまう運命にあるので、こちらとしても「どうぞどうぞ、好きなだけ摘んでいってください」状態である。
触発されたので、私も少し摘んで太いものは煮物に仕立て、細いものは「きゃら蕗」に。
きゃら蕗
- 細い蕗の茎 1kg
- 荒塩 適宜
- 醤油と味醂 180ccずつ
- 砂糖 大さじ3~5
- 唐辛子 1本
- だし汁 300cc
- 蕗は葉を落してからまな板の上で荒塩を使って板擦りする。 水洗いしてから3~4cmの長さに切り揃える。(皮は剥かない。) 大きな鍋に湯をたっぷり沸かし、切った蕗を入れて10分間煮る。 ざるに茹でこぼす。
- 唐辛子は種を抜き、キッチン鋏で細かく切っておく。
- 鍋を洗ってから、全ての調味料とだし汁、唐辛子、茹でこぼした蕗を入れ、強火にかける。 煮立ったら中火に落とし、焦げ付かせないように時々かき混ぜながら約1時間、煮汁がなくなるまでしっかり煮詰める。
- 冷ましてから清潔な容器に移し、保存用なら冷蔵庫へ。
甘さはお好みで調節を。 辛いのがお好きなら唐辛子を増量しても。 だし汁の代わりに、昆布10cm分を細かく切ったものと鰹節5gを水と一緒に煮ても大丈夫。 その場合は昆布も鰹節も一緒に食べてしまえばオーケイ。
お茶漬けにすると美味しいですよ。
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